マガジンのカバー画像

詩作1000本ノック

7
詩作初心者が人並みの詩を綴れるように、ひとまず1000篇の詩作にチャレンジ
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

詩人自らフィードバック 詩作1000本ノック(1~10本目)

【1本目】頭の中にノイズが走るとき その場所に存在することが 耐えられなくなる ざらついた 濁った灰色の僕の思考が 僕の未来を過去に落とす ひとつひとつ積み上げてきた僕を ひとつひとう僕から手放していくとき 僕の存在するその場所は 明晰な開けた空間へと再構築され あたかも 神に捧げる祭壇のような 清らかな神聖さを帯び始める こびりついた49年分のノイズ 除去するのはなかなか手ごわい 【2本目】今朝おとずれた 心が躍る出会い 突如として現れた うっすら見える一本の糸 今

一歩でも理想の詩に近づくために自ら恥を晒していく

恥を晒す 自ら恥を晒す 本当に詩の質を高めていくために 僕以外の誰かに見てもらい 賞賛 批判 ひっくるめて フィードバックをもらうことは 絶対に欠かせない 作詩1000本ノックを始めたとて 数だけこなして満足することに 興味はない ひとりのクリエイターとして ひとりのアーティストとして 堂々と作品を出すために 下手くそな詩をオープンにし 恥をかいていく こうあってほしい という理想と 実際はこうだ という現実 2つのギャップを目の当たりにすることの恐怖 しかしカーナ