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個人投資家(株式投資とFX)になる

個人投資家目線での投資と投機について

どうも、堀場英雄です。今回は個人投資家の一人としてお話したいと思います。恥ずかしながら、投資の運用成績はイマイチで残念ながら20年弱マーケットで取引しておりますが、「億り人」にはまだまだ道半ばという状況です。しかし、サブプライム危機、コロナ危機と10年スパンの大きな下落相場も乗り切り資産は中長期的には増やし続けることができています。素人投資家にとっての投資で一番大事なのは、投資継続期間を長く取り複利のパワーを享受することですので、その観点では20年マーケットにいられるというのは一定度の成果かなと考えております

私自身ははじめの15年は、投資と投機の中では、バリュー投資と呼ばれる手法の信者だったのですが、最近は少し考え方を変えております。投資はスタイルを変えないことも成功の秘訣(特に、億り人担っている人たちは自分のスタイルを貫いている)ではあるのですが、何分、浮気症な性格ですので、色々と試行錯誤している状態です

個人投資家には、大きく投資と投機と打ち手が2つありますが、投資というのは、会社の価値、通貨の価値から判断して割安、割高を見抜き、その差益を取る行為、投機というのは、想定外!というないわゆるブラック・スワン、例えばコロナのようなパンデミックによる暴落や日々のフラッシュ下落など、株式市場に存在する会社の本質的な価値とは関係のない部分で変動する株価や為替から差益を生み出す行為と定義しています

投資のスタイルとして10倍株を狙う、 10 BAGGER投資と、バリュー投資、インデックス投資を、投機として、株式と為替の2つについて紹介します。自分にあったスタイルを見つけるヒントになれば幸いです

投資(10 BAGGER)

投資とは、会社の本質的な価値を見抜き、安いうちに買い、高くなったら売るという行為です。

その一番良い例は、10 BAGGER(10倍株)と呼ばれる会社の株を買う投資です。

最近話題になったこんなニュースも10 BAGGERの例です(ジョブズが「iPhone」を発表した日にアップル株を「100万円」買っていたら)

さて、では、どうしたらこの株を買えたでしょうか?

iPhoneが発表された時、なぜ買わなかったのでしょうか?当時、私、外資コンサルをしておりましたが、通信各社の声は、スマホ(タッチパネル)などうまくいくわけがないと言っていたんですよね。そんな専門家たちの声を聞いていたり、そこから世の中の空気を判断していたら買うのは難しかった。

技術やビジネスモデルの良し悪しを見抜くのは手練手管のエンジェル投資家、ベンチャーキャピタリストでも難しいです。今は当たり前のスマホの未来を見いだせるのは、iPhoneの独占販売を手に入れた孫さんや、スティーブ・ジョブズなど限られた人だけなんです

ではどうすればいいのか?

この本にヒントがあります

エンジェル投資家 by ジェイソン・カラカニス

Uberを見事当てたカラカニスですが、Twitterは全く良さがわからなかったそうです。こういった10 BAGGERを当てるヒントがこの本にはあり、CEOを見ろと。そのクレイジーな理念に共感するならば、その"人"に投資しろといっていて、これは心理だと思います。iPhoneをプレゼンするジョブズに熱狂したならば、その人にかけてみるという観点で投資する。これならば、例えアップルで働けなくても、アップルの利益の一部を享受できます。

他にも、以下の本も参考でご紹介しておきます

ピーター・リンチの株で勝つ

投資(バリュー投資)

バリュー投資といえば、バフェットですが、会社の成長よりも資産に目を向けるベンジャミン・グレアム、そして会社の収益性も事業価値の評価にいれて大成功しているこの2人を抑えておくと良いのがバリュー投資

実際に人生を共にするとするとやはりパートナーの稼ぐ力は気になる所。親から相続で堅実な資産持ちのAさんと、外資投資銀行でバリバリ稼ぐ力のあるBさんとどちらがいいでしょうか?いずれにしても稼ぐ力は「資産」か「稼ぎ」です。

会社の価値も、基本的には、営業利益÷割引率(%) + (余剰)資産 - 負債となります。ものすごく単純化するとPER10倍とみていることになりますが、営業利益x10+資産ー負債です。それが時価総額よりも高ければ割安、安ければ割高です。

このロジックがどうなっているのか知りたい方におすすめなのは、

新しい株の本

より専門的な本はこちら(※等比級数と基本的な会計のことがわかっていれば理解できます)

MBA バリュエーション

MBAバリュエーションを抑えるために、会計知識が足りないと思った方はこちらの本を

財務3表一体理解法

上記を抑えた上で、バリュー投資の思想を理解するという上で、こちらの本を読まれると良いかと思います。他にも個人投資家としての億り人たちプロデュースの本もたくさんでているので、そういったスタイルを研究していくと良いと思います

賢明なる投資家

投資(INDEX)

個別の銘柄に手をだすのはなぁ…ということで、銀行にあずけるよりは投資をしてみたいなという方にオススメなのが、過去100年平均で7%/年で回っている市場のINDEXに投資するという方法です

この年率7%というのはなかなか強烈で、20歳から30歳まで毎年100万ずつ貯金し、30歳のときに1000万円作れたとします。7%というのは10年で2倍になりますので、40歳で2000万円、50歳で4000万円、60歳で8000万円、65歳で1億円超えます。

本当!?と信じられない方は以下の本に目を通してみてください

となりの億万長者

またこちらも古典的な名著と言われています

ウォール街のランダム・ウォーカー

投機(インデックス&先物)

投機は、私個人は完璧なマネーゲームと考えていて、15年ほど一切手出しをしていませんでした。今もその考えは変わりませんが、マーケットでは10年に1度ほどの間隔で非常に大きな(理論株価では説明できない)暴落が起きています。火事場泥棒かもしれませんが、こういうチャンスを取りに行くのは一理あります。なぜなら100年などの長期スパンでは年率7%で少なくとも過去は回ってきたからです

そこで、そのスパンをどこまで短くして、勝ち続けることができのるか??は非常に難しいのですが、多くの人が屍となっている査証でもあるかもしれませんが、一部の方の大勝ちが半端ないのが投機です

そんなマネーゲームの世界を覗いてみたい方におすすめは

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

投機(為替)

投機の為替については、実はあまり良書を見かけたことはないのですが、Big Mac INDEXなどを参考に価値との差を見抜きながら投資していく方法はあるかなと思います。大きく乖離するのは、リスクオフ時のレパトリエーションにより新興国通貨の下落です。ここらへんはぜひ知らない用語はぐぐってみてください。

その他(投資の思想)

最後に、ご参考までに投資の思想で面白いその他の本をご紹介しておきます

一流の投資家たちのBig Mistakesから自分なりのスタイルを見つけるなら

ビッグミステイク

何故か一番大切なことが20もある2次の複雑系である投資(株式市場)に関する理解を深めたいなら

投資で一番大切な20の教え

ぜひ、自分にあった投資手法を見つけて、一流の個人投資家を目指してください。みなさんの成功を祈念しております。もしも、この情報元に大儲け出来た方いらっしゃったらぜひ投げ銭お願いします〜〜

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