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ChatGPTの頭の中(2) 無知の知?

ChatGPT-3.5は2022年11月末以降で大ブレイクしました。機能的には3.0で相当いいところにいっていたとか。なぜ、ここでブレイクしたのでしょうか?それは「呪文」と呼ばれるフォーマット化されたプロンプト (Formatted Prompt)がある程度溜まってきたからではないか?と考えています

一言でいうと、「良い問いを出せば、良い回答が返ってくる」です

ChatGPT活用のイメージ

ChatGPTは現在、Prompt Designer と呼ばれる人たちが日々呪文を研究しています。つまり、どうすると期待する答えを返してくれるのか?研究しています。効率的にChatGPTを使いたい場合、こういった鉄板のプロンプトをストックして使いこなすのが良いと思われます。たとえば、こんなまとめサイトあり。実用の場合は、Outputの良否を判断できることが大切ですが、Formated Promptはその分野のプロたちが研究した成果ですので、ある程度は乗っかても大丈夫というのがポイントです。学習に活用するには十分でしょう。また自分のブログの記事も質を担保できますよね。

ChatGPTがどのように活用されていくか?図にしてみました

ChatGPT活用のイメージ図

Formatted Prompt作成フェーズ
1.プロがプロンプトを試す(いわゆるProbing)
2.あるプロンプトは適切な答えが帰ってくると分かる
3.使えるプロンプトを形式化する

Formatted Prompt利用フェーズ
4.ある程度使えることがわかったプロンプトでタスクを投げる
5.期待する答えが返ってくる(※作業効率化実現)

なぜ、こんなことが必要なのか?実はChatGPTって何ができるかあまりよくわかってなかった。Transformer(やattention)だけで大量にデータを食わせるとここまでできるようになるの!?とAIの専門家もびっくりした。なので、こう言う利用の仕方にしばらくはなるのかなぁと思った次第です

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