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最悪、最悪、最悪、最高!

先日ボクシングの試合を見ていた。
僕が応援している選手は、前半から少し押されているように見えた。

それを見ながら、僕は、

「大丈夫、後少し耐えれば必ず彼の時間帯が来るはず!」
と思いながら応援していた。

すると、案の定その選手優勢の時間帯がきて、見事ダウンを奪った。

結果的には、この選手は負けてしまうのだが、ここで僕が言いたいのは、

耐えていれば必ず自分の時間帯がくる。

ということ。

話は変わるが、後1週間弱で26歳から27歳になる。

27歳になる前に、26歳がどんな歳だったか、振り返ってみたくなった。

26歳は仕事面において、人生の中で最も、苦悩の歳だったといっても過言ではない。

26歳の目標は、去年の自分を超えて、更なるステップアップをする事。

僕は25歳で、役者に本格的に転向して、
主演映画、そしていい役をいくつか頂いた。
とてもいい事務所にも移動できたし、全てが順風満帆だった。

だから、26歳になったら勿論、去年の自分を超えられると思った。

でも現実は甘くなかった。
1年間オーディションは全て落ちた。

ドラマ、映画、舞台、CMのオーディション
全て含めると幾つになるだろうか、、
50くらいは超えてるのではないだろうか、、

最終まで残っても、後一歩足りなかった。

自分を肯定できなくなったり、
頑張る気力みたいな物も失って、朝起きられなくなったり、すぐ眠って現実逃避したりしていた。

好きで始めた仕事だけど、もしかしたら
嫌いになって終わるのではないかという、
恐怖心もあった。

それでも、心の奥底では、
「大丈夫、必ず自分の時間帯がくる」
と言い聞かせて、最低限のやるべき事を継続していた。

すると、全くもって予期していないタイミングで、知り合いのプロデューサーの方から、

「この役どうですか?」

と相談がきた。

その役は、僕が欲しかった役そのままだった。
(勿論、今までやってきた役も、僕が心底やりたかった役です)

すぐマネージャーに
「スケジュール空けて下さい!お願いします!」
と連絡した。

その時、
「必ず自分の時間帯がくる」
この言葉が頭をよぎった。

まだ作品にはクランクインしてないので、この役をちゃんと全うできるかも、
「自分の時間帯」にできるかどうかもわからない。

それでも、今の僕にとっては考えられないチャンスに、全力で挑戦しようと思っています。

もし、今、何かに挑戦してる人がいたら、一緒に頑張りましょう!

挫けそうになっても、「自分の時間帯」が必ず来るはずです。

PS.本当に心が折れそうな時は、逃げてもいいからね。

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