マガジンのカバー画像

人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

67
雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。
運営しているクリエイター

#サポート

人事と人間学ー『致知』からの学びがもたらす効果

 人間学を学ぶ雑誌『致知』。本当に素晴らしい雑誌です。また、読書会である「木鶏クラブ」にも参加し、学びを深めることができます。私も地元の木鶏クラブに参加し、多くの学びを得ています。  人間学は学校で教えてくれません。したがって、社会人になってから学ぶ方も多いです。人間学の学びがもたらす効果について、人事の立場から再度考察してみました。 自己啓発と内省の促進 職場でのリーダーシップ  自己啓発を通じて得られる自己理解は、リーダーとしての資質を高めることになるでしょう。リーダ

【書籍】逆境の中の輝きー古賀稔彦のオリンピック挑戦と再生

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』(致知出版社、2022年)のp191「6月6日:金メダル獲得の原動力(古賀稔彦 柔道家)」を取り上げたいと思います。  1988年ソウルオリンピックでオリンピック初出場するも、3回戦で敗退した。帰国後、誹謗中傷に遭い、人間不信に陥り自宅に閉じこもった古賀選手でしたが、テレビで両親が試合会場で頭を下げる姿を見て衝撃を受けます。自分が一人で戦っているわけではないと気づき、周囲のサポートと応援の大切さに目覚めました。練習相手