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人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

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雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。
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#福島孝徳

人事と人間学ー『致知』からの学びがもたらす効果

 人間学を学ぶ雑誌『致知』。本当に素晴らしい雑誌です。また、読書会である「木鶏クラブ」にも参加し、学びを深めることができます。私も地元の木鶏クラブに参加し、多くの学びを得ています。  人間学は学校で教えてくれません。したがって、社会人になってから学ぶ方も多いです。人間学の学びがもたらす効果について、人事の立場から再度考察してみました。 自己啓発と内省の促進 職場でのリーダーシップ  自己啓発を通じて得られる自己理解は、リーダーとしての資質を高めることになるでしょう。リーダ

【書籍】常に前進ー福島孝徳氏と佐野公俊氏の医療改革と自己研鑽ー福島氏追悼

『一生学べる仕事力大全』(致知出版社、2023年)のp692「常に前進、常に挑戦(福島孝徳氏、佐野公俊氏)」を取り上げたいと思います。  福島孝徳氏は、2024年3月19日にお亡くなりになったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。非常に残念です。  福島氏については、以下の『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』でも取り上げました。「すべて努力」という徹底ぶりに、大変驚かされたものです。  今回は、脳神経外科医である福島孝徳氏と佐野公俊氏のという、日本の脳神

【書籍】努力の果てにー福島孝徳氏の医療への情熱と人生観ー人事への示唆

 『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版社、2020年)のp84「2月25日:一に努力、二に努力、三に努力すべて努力 (福島孝徳 デューク大学教授)」を取り上げたいと思います。  デューク大学の福島孝徳教授は、努力の重要性を強調しています。「一に努力、二に努力、三に努力」という彼の信念は、彼の仕事と人生のあらゆる面に反映されています。欧米での経験は、彼に新たな視点と改革への意欲をもたらしました。帰国後、三井記念病院で脳神経外科部長として、彼は手術数