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人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

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雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。
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#成長

人事と人間学ー『致知』からの学びがもたらす効果

 人間学を学ぶ雑誌『致知』。本当に素晴らしい雑誌です。また、読書会である「木鶏クラブ」にも参加し、学びを深めることができます。私も地元の木鶏クラブに参加し、多くの学びを得ています。  人間学は学校で教えてくれません。したがって、社会人になってから学ぶ方も多いです。人間学の学びがもたらす効果について、人事の立場から再度考察してみました。 自己啓発と内省の促進 職場でのリーダーシップ  自己啓発を通じて得られる自己理解は、リーダーとしての資質を高めることになるでしょう。リーダ

【書籍】会社は人間修業の道場ー染谷和巳氏の視点から

 『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版社、2020年)のp160「5月7日:会社は人間修業の道場(染谷和巳 アイウィル主宰)」を取り上げたいと思います。  染谷和巳氏といえば、「鬼上司」シリーズの書籍が有名、『上司が鬼にならねば部下は動かず』(プレジデント社)は特に有名と思います。  染谷和巳氏が「会社は人間修業の道場」という観点から、仕事を通じて成長する重要性について語っています。彼は、会社での苦労や挑戦を修業と捉え、それを乗り越えることで個

【書籍】限界を超える練習ー野村忠宏選手の成長と人材育成への応用

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』(致知出版社、2022年)のp40「1月13日:真に強くなるための練習(野村忠宏、柔道家)」を取り上げたいと思います。  野村忠宏選手といえば、アトランタオリンピック、シドニーオリンピックでも、アテネオリンピックで柔道競技で史上初の3連覇を達成した名選手です。そんな野村さんでも、ただ淡々と頑張るだけになってしまったことがあったそう。師範の細川伸二先生の言葉が野村さんを変えます。そんなことは、企業でもよくあるのではないでし