ある日のこと、ふと「円空」を想ったそのわけは、案外深いのだ。
【絵描きとしての自己紹介みたいなモノ】
ある日思い立った、「女性」を表現したい。 なぜだか知らないが、毎日でも「女性」を描こうと思った。それは「女性に本来の美を観じるのはどういうことからなのか」という、大きな命題につきる。で、思ったことがひとつ。「女性は本来の性」である、ということ。
過去にそう思って、「ポートレート」を撮りまくったこともあった。しかし、写真すらも「絵」とかんじるようになって、再び「絵」に回帰した。だが、「女性の美の本来」は未だに観じることはできないし、表現すらもできないていたらくである。