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【映画100選 超ショートレビュー 第12回】最前線(1956)
歩く足元を追った横移動するキャメラがその場を宙吊りにする見えない視線となり、戦場ではただ歩くことが極めて危険であることを示唆し、地雷原をゆっくりと進むサスペンスフルな場面を用意する。
戦死した兵士の名を読み上げていくロバート・ライアンの後ろ姿のミドルショットが、名前の書かれた手帳を握りしめる彼の拳のクローズアップとなり、この映画の魂が込められたラストカットとなる!
1957年製作/102分/アメリカ
監督:アンソニー・マン
原題:Men in War
日本初公開:1957年5月25日
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