テレビにタピオカ映ってた。
すると娘が

「お父さん、今『しょうもな!』って思ったやろ!」

いやいや、何を唐突に因縁吹っ掛けてくるんですか!
思ってはいましたが、それが何か?

「タピオカって可愛くないけど映えるんだよねぇ」

え?
お父さん、意味が分かりません。
「映える」って感情の中に”あなた”は居ないんですか?

「そうだよ
 見てる人がいいなって思うものが”映える”って事で
 私は別に何とも思わないの」

そうなんすね…万人がそう思ってるとはとても思いませんが
少なくともお父さんは第三者の気持ちが分からないので、全く理解しかねます。
というか、第三者の気持ちが分かってたら離婚もしなかっただろうし、大学中退もしてないでしょうけどね…

「んでね、んでね。
 私は名前が『トオヤ』でしょ?」

多分そうだと思います。
まだ嫁いでませんし、親権・監護権は私にあるので。

「だからね、最近”トピオカ”って呼ばれてるの♪
 私もコミュニケーション能力あるのよ(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ」

あら、良かったですね♪
コミュニケーション能力の有無を気にするほど、たいしたコミュニケーション能力はなかったと自覚してたんですね。
何はともあれ、お友達が居る事は良い事だと思います。

「んじゃ、おやすみ♪」

はい、おやすみなさい。
なんなんだ一体…

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