娘と買い物行きました。
買い物終わりに娘が言うんです。
「A子ちゃんとこ連れてって」
ほいほい、と。
して、何用ですか?
「お見舞いに行く」
あら、病気なのね?
どうしたの?
「インフルエンザで休んでる」

行くなぁぁぁ!!!!
バカかお前はぁぁぁぁ!!!!


心の中で叫んだよ、お父さんは。
よくもまぁ、その言葉が止まったもんだと我ながらビックリした。
その時トーヤの脳内は…
・インフルエンザは感染症
・娘にもうつる可能性がある
・当然、俺にもうつる可能性がある
・それより何よりその子はお見舞いに来てもらって嬉しいのか?
・いやいや、親御さんにも迷惑でしょ。
・なんでインフルエンザになったら登校しちゃダメなの分かってる?

か、ら、の

・中学二年生にもなって分からない訳がない
・よく考えると上の理由に娘の気持ちが含まれてない
・”毎日が今生の別れ”と言ってるのに矛盾してしまう

の思考が勝ってしまい、
いってらっしゃい♪
と娘をA子ちゃんのところに、送り届けるのであった。

お見舞いが終わり、どうだったかと聞くと
「喜んでた♪」
と。

君のこの行動が正しいか間違ってるかは分からない。
10年後に答えが出るかも知れない。
20年後に出るかも知れない。
もしくは出ないかも知れない。
というより正しいや間違いはないのかも知れない。

また、俺は俺で
”大人として”
”社会人として”
”親として”
どうなのかは分からない。

ただ、ひとつの行動を意思を持って行ったって事だけがあればいいんだろう。

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家帰ったら鶏肉焼いてた。
「皮目から焼いた?」
って聞こうと思ったけど、もう要らん世話だな、と。
それにしても君、野菜食べんね。
「うん、最近野菜食べなくても便秘がなくなったから、もしかすると体内で食物繊維が生成出来てるのかも知れん♪」
と。
そこまで野菜嫌いならホントにそんな進化するかもね(笑)

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