同じレベルでしか質疑応答はできない

1月8日、暴風と大雪の注意報だか警報だかが出てた。
寒くて久しぶりに網戸閉めた。
それでも寒いのでもう寝ようと布団にはいる。
隣の部屋ではうちの受験生が勉強せずとも夜更かししてた。
日が変わったタイミングで隣の部屋からLINEが飛んでくる。

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なんのこっちゃ?と思いつつ、布団から手を出してLINEするのが面倒なので声で返事した。

予防接種はしてないけど、おたふく風邪にはなったよ(以下は証拠写真)

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っつうか、なんだこのコミュニケーション?
隣同士の部屋で、親子の会話がLINEと声というね。

翌日、10時過ぎにぐだぐだ起きて網戸を開けると一面の銀世界。
雪で遊ぼうなんてこれっぽっちも思わないんだけど、外出しないといけない。
年末年始で散髪行ってなくって、ぼさぼさ親子が美容院に予約をしてたからだ。
そんなこんなで腹筋に力を入れつつ、雪の上を慎重に歩いて駅に向かった。
こういう時、「気を付けてね」って声を掛けた方がこけるの法則があるので、娘には一切気遣わずのしのし歩いて行った。

列車に乗り込むとどうも娘の様子がおかしい。
動きがぎこちない。
どした、と聞くと右耳下から首辺りが痛くて腫れてるという。
マジか!
ちょっとググるわ、とスマホを取り出し症状を検索すると

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

の文字が。
あ…と昨日のメッセージを思い出す。
こいつ、ググってやがったのか、と。
ただ、おたふく風邪はやってるので、耳下腺炎の類だろうとトーヤは判断。
治癒方法は対症療法と書いてある。
また、ひどい場合は化膿してるケースもあると書いてる。

状況を整理
・右耳下に痛みと腫れ
・今は美容院へ行く前の列車の中
・雪で車は出せない
・3連休の初日の土曜日

って事で、耳下腺炎と仮定しまずはドラッグストアで鎮痛剤を購入し飲んで様子見。
酷くなるようなら、タクシーで救急病院へ。
と判断した。
まぁ、痛みが我慢できないレベルだったり、すぐに病院に行けるようなら救急病院に行ってたとは思う。

そんなこんなで、鎮痛剤を飲んで散髪してる間に痛みはひいたようで、帰りにマックでソフトクリームが食えるほどになった。
とは言え、酷くなるケースも考えられるのでちょいちょい状態を確認。
眠れないのは辛いだろうから、就寝前に鎮痛剤の必要性を確認するも不要だ、と。
んで、翌朝再度状態を確認したところ、最大の痛みを10とすると5くらいまで下がったって事なのでそのまま様子見を続行とした。

落ち着いたのち、娘に上記の判断を説明したのち、あなただったらどうするかを尋ねると、すぐに病院に行ったとの回答を得た。
まぁ、それはそれで良いと思うけどお父さんの判断の肝は
・痛みの状態
・耳下腺炎であった場合は対症療法
の2点だったと説明した。

本当は連休中の雪の中、病院に連れて行くのがマジで面倒くさかったなんてのは到底言えなかったのである。

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