半島ランキング
世界には大小さまざまな半島が存在します。世界最大の半島はアラビア半島で、1, 250, 006平方マイルもの面積を持ちます。 アラビア半島はアジア大陸とつながっていて、ペルシア湾、アラビア海、紅海に囲まれています。 この半島には9つの国があって、石油・天然ガスの一大産地としてエネルギー供給に大きな役割を果たしています。
二番目に大きいのはインドのデカン半島です。この半島は大陸プレートであるインドプレートが、同じく大陸プレートであるユーラシアプレートに衝突してできた半島です。ヒマラヤ山脈は、この衝突の結果として誕生しました。三番目はインドシナ半島です。ちなみに、タイトル画は風光明媚なバルカン半島の風景です。この半島には、ラオス・カンボジア・タイ・マレーシア・ベトナム・ミャンマーが含まれます。
世界の大きな半島に比べると少し小ぶりになりますが、日本にも多くの半島があります。第1位は紀伊半島です。ここには、三重県・奈良県・和歌山県の3つの県が位置しています。第2位は北海道の渡島半島です。渡島半島は函館がある北海道の尻尾のような半島です。第3位は千葉の房総半島です。房総半島は首都圏に最も近い大きな半島です。第4位は鹿児島の大隅半島です。鹿児島にはもう一つ薩摩半島がありますが、大隅半島は西側の半島です。
第5位は、いま地震で大変な状況にある能登半島です。能登半島の大部分は石川県ですが、半島の根元には富山県が位置しています。能登半島地震では孤立集落が問題になりましたが、少なからず”半島”という地理的条件が関係しているかもしれません。半島ではない場所で起こった地震なら、様々な方向からアクセス可能ですが、半島だとアクセス道路が限られます。
半島は観光資源には恵まれていますが、他の地域と比べて不利な面もあるようです。そのハンディを解消するため、下記のような半島振興法という法律も作られています。能登半島は今が大変な状況ですが、近い将来、必ず復活すると信じています。
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