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フィールド調査日記@由布PART2 2日目

宿泊したホテルがある別府市街地では雪の影響はほとんどありませんでしたが、由布の現場近くは大雪で、移動するのも大変でした。我々のグループはスタッドレスタイヤをはいた公用車なので、雪道でもなんとかなりましたが、なんとかならない車を数多く見ました。

最初は、本日の一番目の測点での出来事でした。その測点の入り口近くの道路で2台の車が立ち往生していました。どうやら、雪でスリップしたようです。この車は、我々が測定機器の回収を終えて入り口付近に戻ったときには、レッカー車で運ばれていました。

レッカー車での牽引を横目で見ながら、次の測点へ向かって数分経ったところで、3台の車が事故を起こしていました。1台はスリップして斜めになっていて、残りの2台はスリップのため衝突したようで、二台とも車の前方が大きく凹んでいました。車のナンバープレートから、三台ともレンタカーのようでした。

最後もレンタカーでしたが、我々が最後の測点の回収を終えて機器の積み込みをしていた横を、スピードを上げて通り過ぎた車がありました。「ノーマルタイヤのようだけど大丈夫かな?」と思っていたら、ものの数秒で坂道で立ち往生。敢えなくUターンして戻ってきました。

南国九州のドライバーは、雪道での運転に慣れていません。少しの雪なら大丈夫と思うのでしょうが、雪を舐めたらいけません。今日も二度ほど大雪警報が出ていましたが、雪に不適合な装備で運転してはいけません。

調査のことに戻りますが、学生さん達の頑張りのお陰で全測点の機器回収が完了しました。学生の一人は、博多駅から別府駅までJRで来て、今日一日の作業を手伝って、別件の用事があるため夕方に別府駅から帰って行きました。

湯布院スマートインターの出口付近の大量の雪を見たときには、「大丈夫かな?」と落ち込みましたが、チーム一丸となった努力で何とかなりました。最悪の天候でしたが、予想外に一日早く仕事が終了しました。これで明日には福岡に戻れます。

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