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一歩一歩、確実に。

私の拙著のタイトルは『はじめの一歩 物理探査学入門』です。出版前に本の題名(タイトル)を考えた時に、シンプルに「物理探査学入門」にすることも考えましたが、敢えて”はじめの一歩”を付け加えました。蛇足かもしれませんが・・・。

これには2つの理由があります。一つ目は、日本語で書かれた物理探査学の良い入門書が無いので、最初の一冊目として手に持って欲しいという願望です。もう一つの理由は、ぶっちゃけ検索対策です。物理探査という用語は、一般的には馴染みが無いので、”はじめ”という検索ワードの検索結果に期待をしたわけです。

理系の学術専門書は数多くは売れませんので、印税には期待していません。むしろ、ほぼ自費出版に近い形なので、大幅な赤字です。しかし、”物理探査への熱い思い”を届けたくて、拙著を上梓しました(^▽^)/。

一歩を使った言葉に、「一歩一歩」という言葉があります。この言葉の意味は文字通りで、”物事を一歩ずつ確実に進捗させること”や”一歩ずつ目標に近づく”ということです。英語では、step by step (ステップ バイ ステップ)という同じ発想の表現になっています。拙著を読んで、物理探査を一歩一歩学んで欲しいと思っています。

一歩一歩いっぽいっぽを調べていた時に、歩一歩ほいっぽという表現もあることを知りました。意味は一歩一歩と同じです。例文としては、「歩一歩(と)優勝に近づく」が挙げられていました。しかし、あまり聞いたことがありませんでした。 

月曜日に、1週間のスケジュールを眺めた時に、その週に予定が詰まっていると、憂鬱な気分になります。しかし、一歩一歩(一日一日)仕事を片付けていけば、時間が解決してくれます。忙しい時ほど、一歩一歩を自分に言い聞かせています。

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