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777回目の記事 カジノの思い出

賭け事の才能は無いので、ギャンブルのたぐいは殆どしません。競馬やオートレースはそれぞれ一回ずつ、子供の頃に父に連れられて行ったことはありますが、小学生だったので賭けたことはありません。

大学生の頃は何度かパチンコには行きましたが、音が煩いし、タバコくさいので熱中することはありませんでした。唯一、麻雀だけは人並みにやりましたが、大抵はレートの低いお遊び麻雀で、ギャンブルと言えるほどやり込んではいませんでした。

今回の記事は、記念すべき777回目の記事なので、777に因んだカジノの思い出を書いてみようと思いました。カジノには様々なギャンブルがありますが、お手軽なのはスロットマシンです。スロットマシンは、お金を入れて機械をスタートさせ、三か所の数字や絵柄が揃えば、その確率に応じた倍率でお金が戻ってきます。特に777と数字が揃うと、Jackpot(ジャックポット)といって”大当たり”になります。機種にもよりますが、本当の大当たりなら○○億円といった夢のような賞金になります。

アメリカのギャンブルの本場と言えばラスベガスですが、ラスベガスに行ったことはありません。しかし、ネバダ州北西部にはリノ(Reno)という町があって、ここにはGRC(Geothermal Resources Council; 世界地熱評議会)に参加するために行ったことがありました。リノは商業&観光都市ですが、ラスベガスに次いで大きなカジノの街でもあります。街の愛称は、“The Biggest Little City In The World” (世界で一番大きい小都市) です。

リノには、至る所にカジノがありました。宿泊したホテルにもカジノはありましたし、学会が開催されたコンベンションホール内にも、小規模なスロットマシンコーナーがあった気がします。帰国のために空港に行った時には、空港内にもスロットコーナーがあったので、びっくりしました。最後の最後まで”お金をむしり取ろう”とする執念みたいなものを感じました。

何事も経験だと思い、少しだけカジノを体験してみようと思い、カジノ内を散歩しました。しかし、ルーレットは賭け方がよくわからないし、ポーカーなどのカードゲームはルールが難しそうなので、結局スロットマシンに挑戦することにしました。アメリカでは州にもよりますが、現金での賭け事が認められているので、スロットマシンには現金の硬貨を入れます。そのため、スロットコーナーには両替をしてくれる従業員が巡回していました。

スロットマシンは入れる硬貨の種類によって三種類くらいに分かれていて、10セント用、25セント(いわゆるクォーター)用、1ドル用があったと思います。ただし、30年くらい前の記憶なので、かなり曖昧です。私は裕福ではないので、10セントや25セントのマシンで遊んでいました。確率の問題なので、続けていれば何回かに1回は”小当たり”が出て、少しだけ喜ばせてくれるのですが、長くやればやるほどジリ貧になります。結局、100ドル近く負けたところで諦めました。

777回目なので、縁起の良い記事にしたかったのですが、何とも後味の悪い記事になりました。実際の賭け事は教育上良くありませんが、”脳内だけなら”確率の勉強にはなります。しかし、”人生”という大博打はまだまだ継続中です。今後の人生や、いかに。

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