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タヌキの心中!?

 今朝、通勤途中で車に轢かれたタヌキ(狸)を二匹も見ました。一体どこの田舎の話だよ、とツッコミを入れられそうですが、福岡市内の話です。

 タヌキは、哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属に分類される動物です。元々は極東だけに生息する世界的に見れば珍しい動物で、日本、朝鮮半島、中国、ロシア東部などに分布しています。たしか、タヌキが生息していない国の動物園では、レッサーパンダなどと交換してくれるそうです。主に山野に生息していますが、日本に棲むタヌキは都市部でも見られます。タヌキは、1928年に毛皮目的で旧ソビエト連邦に移入され、1955年にはポーランドやドイツまで、北ヨーロッパや西ヨーロッパへも外来種として分布を拡大しています。

 日本に住むホンドタヌキ(本土狸)は、タヌキの日本産亜種で、顔の目の周りの黒い模様が特徴的で、八文字と呼称されたり、地域によってはアナグマと区別されずにムジナと呼称されるなど、ホンドタヌキの呼称は様々です。ホンドタヌキは、数頭で一緒に糞をする場所を持っており、そこに糞をためるため糞をすることが知られています。

 話題を今朝の二匹のタヌキに戻します。最初に、反対車線のタヌキに気付きました。通勤路ではこれまでにも、(轢かれた)タヌキを何度も見ているので、可哀そうだとは思いましたが、またかと思いました。しかし、数十mも行かないうちに、今度は走行車線でもう一匹が轢かれていました。ひょっとすると、この二匹は夫婦または兄弟かもしれません。

 私が住んでいる福岡市西区は、自然が豊富で福岡市の中では少し田舎です。別の記事でも書きましたが、これまでにサルノウサギ、タヌキを見たことがあります。私は直接見ていませんが、イノシシの目撃情報も多く、九大伊都キャンパス内でもしょっちゅう目撃されています。

 都会の喧騒に飽きた受験生の皆さん、こんな自然あふれる環境で勉強してみたいとは思いませんか?。


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