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マスクの装着率について

新型コロナウイルス感染症は、令和5年5月8日付けで2類相当から5類感染症(定点把握分)へと変更されました。2類は結核やSARSなどが含まれますが、5類は、季節性インフルエンザなどと同じ分類になります。この移行によって、法律に基づいた外出自粛の要請などはなくなり、感染対策は個人の判断に委ねられることになりました。これで、3年余り続いた国のコロナ対策が、大きな節目を迎えました。

またマスクの装着も、個人の判断に委ねられることになりました。つまり、マスクはしてもしなくても良くなったのです。基礎疾患がある人は用心してマスクする方が良いと思いますが、それ以外は個人の自由です。しかし、同調圧力の強い日本では、マスクがなかなか離せないかも、と思っていました。

しかし、予想は見事に外れました。5類に移行してすぐは、多くの人が様子見で、マスクが手放せなかったみたいです。しかし一週間経った今日は、多くの人がマスクを外していました。

私は通常は自室(個室)で仕事をしていますから、部屋にいる限り他人と接触することはありません。人と接触するのは、質問に来た学生や、トイレですれ違う職員/学生くらいです。私の大雑把な見立てでは、既に6-7割の人がマスク無し状態のようでした。マスクをしていると、呼吸をしづらいのは確かです。授業の時に、90分間マスクをしたまま喋っていたら、酸欠になりそうでした。

もうすこし『マスク社会』が続くと思っていたのですが、徐々に元の状態に戻りつつあります。マスクしないで暮らせるのは楽ですが、イザという時の備えは必要です。もう少し、マスクと付き合いことになるんでしょうね。


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