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電気探査・比抵抗法では、地面に電気を流して測定するので、感電には注意が必要です。電極や電源コネクタを素手で触ることは厳禁ですが、故意ではなくても”うっかりと”触ってしまうことはあります。私も2回の感電経験があります。 この記事を書いているので私自身は生きていますが、場合によっては感電で死んでしまう場合もあります。感電死の研究や実験はおいそれとはできませんが、ネットで検索してみると『各種動物の電撃による間代性痙攣および致死に関する研究』:佐藤栄(日本獣医畜産大学)・渡辺久夫(
電気探査では、トランスミッタと呼ばれる装置で、地中に電流を流します。その時の出力電圧は数百ボルトで、電流も数アンペア、場合によっては10アンペア以上流れることもあります。 市販の電気探査装置が流す電流は、通常は数十ミリアンペア程度なので、感電してもほとんどわかりません。しかし、深部探査を目的とした電気探査の場合には、大型のトランスミッタを使って数アンペアの大電流を大地に流します。そこで、機材に触れたり、電線を間違って触ったりすると感電の危険性があります。 私は電気探査の実