トランプ政権時代、アメリカの公共政策と皮肉られている戦争が起きなかったのはトランプもバノンも戦争に対し、やる気がなかったからそれだけのことである。

トランプその本人は、アフガンへの派兵だとか、そんな問題は避けたい人物である。トランプにヒラリーに対し、勝ちをもたらした白人労働者へ訴える演説をするように助言したスティーブ・バノンは、アフガン増兵には、反対していた。トランプ政権で、アメリカの公共政策と皮肉られている戦争が起きなかったのは、ひとえにバノンの影響が大きい、バノンはアフガン増兵は、アメリカ軍事力を消耗するだけで、労働者階級出身のバノンは、アメリカの軍事力消耗とは白人労働者階級が戦場で死ぬことを意味するから、アメリカの戦争そのものには、懐疑的どころか、したくないのだ。
バノンは戦略的にリベラルを敵に回し、敵との融和などない、とトランプに助言し、リベラルに対し、保守的な白人至上主義を掲げながらも、反政府的な態度を取り続けた。そのバノンと問題行動と発言が連発する衝動的なトランプへ政治的な価値観を与えた。
バノンは極右でもなんでもない。
ヒラリーを支持するリベラルへ勝つための策略のために白人至上主義を選んだだけに過ぎない。

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