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哲学

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2021年2月の記事一覧

昭和だから仕方がないとは?

確かに、いつの世も女性蔑視はあったし、今でもある。例えば、森喜朗の女性蔑視発言を昭和だから仕方がない、と擁護する者がいるが、何が仕方がないのか、私には理解ができない。女性蔑視に限らず、蔑視は、悪ではないか。
そして、重要なことは、男女平等を規定した日本国憲法は。昭和にできたのである。ゆえに。昭和だから、仕方がない。と擁護できない。
森喜朗は、日本国憲法を遵守していないのだ。
公職にあるものは。日本

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アフガニスタンの仏像がタリバンによって破壊されようが問題はない

アフガニスタンの仏像がタリバンによって破壊され、タリバンへ非難が浴びせられた。しかし、釈尊は偶像崇拝を禁止しているので、特に破壊されても問題はない。仏像が作られたのはヘレニズム文化の影響が大きい。つまり、仏像と釈尊そのものには断絶があるのだ。
ゆえに、アフガニスタンの仏像がタリバンによって破壊されようが問題はない。
だいたいのところ、国連が非難しているが、国連職員は大方、白人キリスト教徒で、異教を

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日本民族の才能はあだ名をつけることだけであるという悲惨さである

いくら、なんでも「老害」という言葉はやめた方がいいな。
小泉はその言葉を出してはいないが、森喜朗を追い落とすのに、暗にその「老害」ムードを追い落とせ、という世論感情を利用した。小泉は、大衆をマインドコントロールする天才である。
しかし、何のことはない。
森喜朗と小泉純一郎は、裏で密通し、計画していたのだ。
つまり、「老害」とは、世代間分裂を利用する保守反動の手口である。
わかりやすいのは、一時期、

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「神は死んだ」そうだが、神を見た人物はいないから、どうやってニーチェは判定したのか、さっぱり私には理解不能である

そうかあ、ニーチェによって「神は死んだ」ことにされたのか。
さて、私の疑問は、「神の実体」を見たものはいない、だのに、なぜ「神は死んだ」と言えるのか。
私は、無神論者だから、このような形而上学にWhy?だけしか、感じない。
結局、神とは人間の妄想の産物であることは21世紀の今日では、その見方が確立している。
だから、今やある意味「多神教」である。
カルトと呼ばれるバラエティな産物が「多神教」を生ん

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