インドネシア事情パート10 第三の都市バンドンへ

2023年6月27日にバンドンに出張してきましたので、列車の様子をお伝えします。
まずは、バンドンの概要をお話しします。

バンドンはインドネシア第三位の都市で、ジャカルタから東へ200kmは離れた都市です。
人口は240万人、日本では新潟県と同じ人口です。

標高800mに位置し涼しい高原地帯にあり、確かに駅を降りると、ジャカルタと違い、涼しく快適でした。

バンドンは、1995年に第1回アジアアフリカ会議が開催され、バンドン会議とも言われています。

バンドンには27の大学があり、中でもバンドン工科大学はインドネシアの大学ランキングでは2位になっている名門です。

余談ですが、日本の援助でジャカルタ・バンドン間に新幹線を通す予定でしたが、突如現ジョコウィ大統領が、中国の援助により計画を進めると発表。インドネシア政府の資金拠出が不要な点がポイントでしたが、結局は計画に緻密さを欠き政府の拠出が必要になってしまいました。今回利用した特急電車ではジャカルタからバンドン駅までは、2時間40分かかりますが、新幹線は30分で行けます。
しかし、新幹線のジャカルタ駅は車でジャカルタ中心から30分、新幹線のバンドン駅からバンドン中心までは、車で1時間半かかるので、結局は在来線と同じ時間になってしまいますので、今年ようやく開通しますが、どのくらい支持されるのかという懸念があります。

話を戻しまして、これからは、ジャカルタからバンドンまでの車窓を紹介します。
電車は、クレタアピと呼ばれています。要は国鉄です。クレタはインドネシア語では、列車、アピは火と言う意味です。

ジャカルタの中心にあるガンビル駅から電車に乗ります。
ガンビル駅はこんな感じです。日本の駅とはイメージが違いますね。

駅入口
クレタアピのネットワーク。見えずらいですね。
ガンビル駅内
ホーム
近郊列車。
日本の列車が使われてます。
ホームからモナスがみえます。これは、独立記念塔。
バンドン行き列車
車内
食堂車
車内販売もあります。
ワゴンの中身。
ここからは、バンドン到着30分前になると素晴らしい車窓に出会えます。
新幹線の線路。もう少しで開通。

ようやくバンドン駅に到着です。所要時間は2時間40分。到着時間は正確で、失礼ながら驚きました。
以下はバンドン駅の様子です。

なんかお疲れ気味。
駅に鯉が。
駅の正面。

今回は出張出来たので名所をご案内出来ないのが残念ですが、街の有名店ミー・ナリパンと言うラーメン屋さんでランチしました。
ミーはインドネシア後で、麺と言う意味です。

お店の入口
お店の様子。ローカルしかいません。
全部のせミー。

日本のラーメンとは味が違いますが、豚ベースのスープで、とても美味しくいただきました。
豚ベースなので、ムスリムの方は来店しません。

以上が、バンドンでの列車での様子をご紹介いたしました。
今後もインドネシア各地を訪ねてみたいです。

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