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インドネシア事情パート7 悠久の流れを感じるジョグジャカルタへの旅

インドネシアの祭日を利用して、2泊3日でジョグジャカルタに行ってきました。
ジャカルタ南東に位置し、飛行機で1時間で行ける気軽さがあります。
日本人は、この街をジョグジャと呼んでいます。

ジョグジャカルタは、日本でいうと、東京はジャカルタ、京都はジョグジャカルタと言われており、ジャワ島の古都です。

ジョグジャカルタには、インドネシア大学ランキングで1位になったガジャマダ大学があり、その他多くの大学があり、学生の街としてもしられています。

ここには、世界文化遺産であるボロブドゥール寺院遺跡、プランバナン寺院遺跡かあり、また、王宮が残っている歴史的な街です。

ジャカルタを夜7時のガルーダ便に乗り、8時に到着。最近完成した国際空港に到着。ここからダウンタウンまで、車で一時間半かかりちょっと疲れます。市内の近くに空港がありますが、新空港に到着する便が増えてます。

翌朝、ボロブドゥール遺跡に行きました。
遺跡の高さは33メートルあり、世界最大の仏教遺跡です。
市内から車で1時間半かかります。8時にホテルを出て、9時半に到着。
今は遺跡の上層階に行くには、受付で予約する必要があり、12時の予約になりました。
大勢の観光客が来たため、遺跡が痛み、修理のため上層階に入れない時期もあり、今は入場制限をしています。
それまでは、園内や下層階を見学。
ちなみに、ボロは二つ、ブドゥールは寺院と言う意味です。

入口を入るとこんなに大きな木が迎えてくれます。
地上から見上げた感じ。
先の尖った屋根状の仏塔は、ストゥーパといい72基あります。
6月4日にワイサックと言う宗教大祭があるため、タイから僧侶が来ています。
タイの僧侶は、タイから徒歩で来ています。
下層階から。上層階は予約した時間にならないと上がれない。
獅子の像が東西南北の入口に置かれ、門番の役を果たしています。
園内は広く丘があり、丘からみた遺跡。悠久の流れを感じます。
ワイサックの準備中。

ようやく12時になり、いよいよ上層階へ登ります。追加料金が必要です。インドネシアの博物館や遺跡の入場料は、インドネシアと外国人とブースも分かれ、たいがい外国人は約2倍の料金になります。

まずは、サンダルに履き替えます。
帽子も被ってはいけません。

ガイドさんがついて、説明を聞きながら進みます。
この遺跡は、8世紀に50年の歳月をかけて完成しました。この地には、インドから仏教徒やヒンドゥー教徒が渡来し、仏教徒によって建造されました。当時、この周辺には500以上の寺があったようです。
その後、イスラム勢力が台頭し、仏教徒やヒンドゥー教徒は、バリ島に逃亡し今もその文化を継承しています。
その後、火山や地震により、当寺院やほとんどの寺院が火山灰に埋もれ、やがてジャングルになり、1000年の間存在を知られずにいました。1814年にイギリス人により発見され、1983年まで、ユネスコの協力を得て、草木を切り、寺院を修復し、1991年に世界文化遺産に登録されました。

ジャングルから現れた当時の姿。
上層階へ
ここを上がってきました。
大ストゥーパ。
ストゥーパには釈迦の遺骨や遺物を納めたようです。
ここから上は立ち入り禁止。中央が大ストゥーパ。
たくさんのストゥーパ。
上からの眺め。周りはジャングル。
全部で432体の仏像があり、そのうち東西南北の門に一体ずつ大きな仏像があら、これは北門の仏像。1番イケメンだそうです。
最上部から。
別の方角から。
園内に像がいます。

見学が終わったのは、午後2時でした。

悠久の流れを感じさせる世界最大級の仏教遺跡は見応えがあります。8世紀は日本は平安時代ですが、これほど大きな寺院を作るとは、相当な苦労だったと思うと同時にすごく繁栄していたことが窺えます。
また、1000年の眠りから覚め、再び現れた遺跡なロマンを感じずにはいられません。
次回訪れる時は、サンライズを仰ぎみたいと思います。

幻想的で、死ぬまでにみるべき絶景と言われています。

長くなってしまいましたので、続きは、7-②以降に掲載します。

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