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iPhone 12シリーズのモデルごとの5G、LTEバンド対応状況まとめ

いよいよ10月16日金曜午後9時から予約が開始されるiPhone 12シリーズ(iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxは11月になってからですが)の各モデルごとの5GとLTEバンドの対応状況についてまとめました。スプレッドシートはこちらから、ソースはこちらです。

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どう違うのか

iPhone 12シリーズは、アメリカモデル、カナダ・日本モデル、中国・香港・マカオモデル、その他の国モデルの4種類があります。一番大きな違いはアメリカモデルのみが5Gのミリ波(mmWave)に対応していることです。5Gの醍醐味であるミリ波が使えるのは魅力的ですが、日本ではほとんど整備されてもいないのが難点ですね。また、カナダ・日本モデルはLTEの対応バンドが一番多くなっており、日本の地方で使われているバンド21にも対応しています。中国・香港・マカオモデルとその他の国モデルは対応バンドは全く同じで、違いは中国・香港・マカオモデルは物理SIMが2枚のデュアルSIMであるところです。その他のモデルは物理SIMとeSIMのデュアルSIMです。

おすすめモデル

追記:アメリカでのミリ波n260, n261は日本のn257とは違うため、アメリカモデルを持ってきても日本ではミリ波は使えません。

追記2:日本の5Gミリ波のバンドn257、USのミリ波のバンドn261を含んでるのでUS版iPhoneでドコモとauのミリ波使える可能性があるような。

n257はより帯域の狭いn258(24.25GHz~27.5GHz・欧州/中国向け)、n261(27.5GHz~28.35GHz・北米向け)などの周波数帯も含んでいます。

とにかくミリ波を使いたい、最先端を体感したい方はアメリカモデル、普通に日本で使うなら(特に日本の地方に行くことがあるなら)カナダ・日本モデル、物理SIMを2枚指して使い分けたい方は中国・香港・マカオモデルといった感じでしょうか。2021年になれば、ミリ波の整備も進んでくるでしょうしアメリカモデルもありかもしれませんね。

注:技適マークを確認してから使用してくださいね。

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