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【アップデートあり】2018年4月にICLという視力回復手術を受けました!! 視力は0.03から2.0に!!

2018年の4月にICL (Implantable Contact Lens)という、眼内にコンタクトレンズを挿入する手術を受けてきました。うけるに至った経緯、自分の視力の変化、手術後の変化などについて書いています。質問などありましたら、是非コメントいただけますと嬉しいです!

ICLを受けるまでの経緯

自分の視力は小学生のときから落ち始め、20くらいで0.03ほどで安定していました。最初はメガネとソフトコンタクトレンズの併用をしていましが、近視と乱視の両方だったため、乱視がソフトコンタクトレンズでは矯正しきれず25歳くらいからハードコンタクトレンズに変えました。矯正視力はソフトコンタクトレンズでは最高で1.0、メガネとハードコンタクトレンズでは1.2くらいだったと思います。後述します通り、ICLで2.0になったのですが、2.0はメガネやコンタクトレンズでは出来ない、またはしても気持ち悪くなってしまうリスクが高いと思います。

そしてICLについてですが、結論からいうと非常にオススメです!

体験談

1回目の検査
1回目の検査では角膜の厚さ、視力と角膜内皮細胞の数などを検査し基本的な手術の方向性を決めます。
私の場合はそもそも近視の度数からレーシックは不可能な(角膜を削って修正できる屈折率の限界を超えていた)ため自動的にICLとなりました。

2回目の検査
ICLの場合のみ2回目の検査が必要となるここでレンズのサイズなどを決めるためのより詳細な検査(視力・目のサイズなど)を受けます。
ここでは、軽い麻酔の目薬を使うため検査後少し見えづらくなりました。

3回目の検査
これは通常は行われませんが、私の場合乱視の度数が1回目と2回目の検査で異なっていたため、より視力が安定する午前中に3回目の視力検査のみ行いました。
この後スイスにレンズを注文しレンズが1-2ヶ月ほどで到着します。その後連絡を受け手術の日程を決めます。
このタイミングで、スイスへのレンズの注文の前払い金として25万円を支払いました。

手術4日前〜手術前日
4日間、1日4回感染予防のための目薬をさします。
また手術二日前から感染予防のために飲み薬を食後に飲みました。

手術当日
手術の3時間前に眼科に到着し、2種類の目薬(麻酔と消毒)を交互にさして過ごします。
そして呼ばれると、ついに白衣に着替えて待機の椅子へ(写真はこのときのものです)!
待機の椅子で15分くらい待つと、名前が呼ばれて手術台へ向かいます。
手術台に乗ると、目を開いたままにする金具で目を固定します。そして、より強い麻酔の目薬を大量にさします。ここではさすというより流すという表現が合うほど多くの量をさしました。その後消毒の目薬を追加します。これが結構しみる!追加の麻酔の後でこれだけの刺激とは、どれほどしみる目薬なのかと考えると恐ろしい。。
そしてついに目を切る手術(!)が始まります。非常に強い光を真上から当てられ、それを見続けます。感覚はないが(そりゃそうだ)すでに切り始めているようです。「ちょっと左上見てください〜」「はい〜」って自分で調整するんかい。そして少し圧迫感がありますよ〜という言葉と共にレンズの挿入と固定が行われます。ここでの圧迫感は少しどころではなくかなりありました。ただ、麻酔が効いているため痛みは全くありません。
このような感じで15分ほどで手術自体は終了しました。その日はまっすぐ帰宅します。

術後1週間
その後1週間は眼を保護するための透明のメガネを着用します。クルーネックのTシャツを着るとき、襟が眼に少し当たっただけでも30分くらい痛みが続いたのでこの時期はかなり注意した方が良さそうです。

術後1ヶ月間
1ヶ月間は3種類の目薬を1日4回さす必要があり、これは少し手間でした。Apple Watchにアラームをセットして毎回さしていました。

術後の経過

1年弱経過後、いまだに2.0を保っています。あと、物理的なレンズの性能が上がり、脳に入ってくる信号の解像度が上がったことで、脳側の処理する解像度も上がった気がします。

【追記】2020年2月現在(2年弱経過後)
視力はまだ落ちる感じもなく、問題もなく順調そのものです。遠くと近くを交互に見たりなどの、目をリラックスさせる効果があるとされることはたまに行ったりしています。また、見えすぎて気分が悪くなる(過矯正)や、眼が疲れやすくなったなども全くありません。

執刀医はこちらの北澤さんでした。今はこちらの医院で独立されてます!
https://eyeclinic-tokyo.jp/clinic/

質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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