愛し愛されて生きるのさ
この歌が世界に発表されてからもう四半世紀が過ぎようとしている。17歳だった夏のある日、突然ラジオから流れてきた不思議なメロディと耳に残る歌声に心を奪われた。一体どこからがサビなのかわからなような軽やかに流れるメロディ、細かく詰め込まれた歌詞、そして間奏の語り。奇妙で耳から離れない。こんな変なのに美しい歌をそれまで聴いたことがなかった。大学受験を控え毎日部屋にこもって勉強をしていたぼくは、この歌のおかげでどこか遠いところに飛び立ったような気分になれた。
子供たちには、とくに1