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アクリル板の発注によるタオル用壁紙ガードの自作
今回もアクリル板の発注の記事です。
前回は、アクリル板のネット注文サービスで収納棚の扉を作りましたが、その際にタオル掛け用の壁紙ガードも一緒に作りました。
こちらもいい感じで使えていますのでご紹介します。
壁紙のカビ防止
洗面所などのタオル掛けに濡れたタオルを長時間掛けていると、壁にカビが発生することがあります。
過去にカビが発生したときはかなりショックだったので、対策したいところです(ちなみにAmazonで「カビ取り侍」という商品を取り寄せてある程度は取れました)。
そこで、今回、タオル掛けと壁の間にアクリル板を設置することにしました。
先に結果を示すと、こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674033714896-txGiOS7qQr.png?width=1200)
タオル掛けの調査
まずはタオル掛けの構造を観察します。
我が家のタオル掛けはこんな感じで壁に取り付けられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1672394246579-Bs5fnsOBS6.png?width=1200)
これを何とかしたいのですが、よく見ると、下の目立たない部分にネジがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1672394238153-UpjVXZaurK.png?width=1200)
これを外すと、内部の部品はネジ2本で固定されていることが分かりました(写真では少し緩めています)。
![](https://assets.st-note.com/img/1672394303447-A6SRYKpObu.png?width=1200)
いったん部品を外し、このネジ穴を使ってアクリル板を間に挟み込めば壁に固定できそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674034197546-y7djH2h3bH.png?width=1200)
ちなみに、壁には配線などが通っている箇所や、強度がない箇所があるため、素人が新しく穴を開けるのは非常に危険です。しかし、今回のようにネジを外して元の位置に取り付けるなら問題ないと判断しました。
壁紙ガードの設計
というわけで、壁紙の穴の位置に合わせて大きさを決めます。
コピー用紙を当ててねじ穴の位置を確認し、型紙を作ってテストしました。
最終的にこんな感じにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674034472225-oy3kHpSl9H.png?width=1200)
せっかく発注するので、四隅の角はR加工で丸みをつけます。
図面の「R5」がそれですが、自分で半径5mmの円状にアクリルをカットするなどは至難の業です。こうした加工ができるのも特注品の強みです。
ちなみに、ねじ穴の位置がちょうど真ん中ではなく、少しずれているのは現場に合わせた結果です。162mmの中央の81mmではなく、少しずれた87mmの位置にねじ穴があります。
発注
この図面をWeb画面から入力してアクリルの加工業者に発注しました。
例によって「はざいや」さんです。
今回の費用は約1000円+送料でした。
材料:245円
カット:172円
角4箇所の丸め:24円×4
穴あけ2箇所:182円
細目(カンナ)仕上げ:58円×4
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合計:1,019円
到着&取り付け
というわけで、到着した部材を取り付けたのが冒頭の写真です。
![](https://assets.st-note.com/img/1674033714896-txGiOS7qQr.png?width=1200)
使うタオルに合わせたので、長さはピッタリです。
大きさは周辺のスイッチやコンセントの位置に合わせたので、こんな感じでミリ単位でそれらを避けています。美しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1674035900750-f9t7Zm4OtV.png?width=1200)
これで、壁へのカビの発生は防げると期待しています。
今回はアクリルのネット注文を使いましたが、より手軽に作るにはホームセンターで売られているアクリル板が使えます。
透明の薄いアクリル板は普通に入手でき、Pカッターで容易に加工できます。R加工などを妥協すれば、これでも機能的には十分です。
タオル掛け用のアクリル板の壁紙ガード、おすすめです。