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無邪気さを忘れた僕たちへ。真面目に働きすぎてない?

今日は、同世代の仲間とつくっているエコラボというコミュニティで毎週行っている対話会がありました。エコラボとは、「自己実現の相互支援を通して、長続きする幸せを感じる人を増やすことを目指したコミュニティ」なのですが、集まる人たちがもれなく優しい、素敵な人たちなのです。

今日は、結果的に「組織をもっと楽しい場所にする」みたいなテーマになったのですが、エコラボの対話会で心に響いた言葉をご紹介いたします。

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みんなからいただいた素敵な言葉

● 葛藤、迷いをメンバーに共有しよう
チームや組織をつくっている人(会社で言うと経営者や幹部など)は、部下に良く見られたい、葛藤や迷いを隠しがち。堀場エステックの川口幸男さんは仕事やプロジェクトが出来あがっていくプロセス(迷いや葛藤も含む)を共有しようとおっしゃっていました。そうすることで「これはなんのためにやっているんだろう?」とわからないままメンバーが闇雲にタスクを進める、トップダウン的な組織を卒業できます。

● 真面目に働いちゃいけません!
今回初めてご参加下さった、大手会計ソフト会社で働くShunさんは「チームの最低利益を知ろう」ということを教えてくださいました。つまり、「これだけ確保できれば、今年(今月・今週でも可)はOK」というラインを知ること。そして、余った時間やお金、エネルギーはみんなで遊びに使います(笑)実際にShunさんは「真面目に働いちゃいけません」をモットーに、「予算達成して、みんなで昼間から美味しいビールを飲む」とか「今日のやることは終わったので、チームでディズニーに行く」ということを実践されているそうです。

実はこれ、科学的に正しい理論として世界的に着目されているんです。マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授は、「成功の循環モデル」と名付け、「関係の質」が結果的に「結果の質」に結びつくことを提唱しています。「仲良くやればうまくいく」をみんなで実証できると日本社会の真面目すぎる雰囲気も変わるかもしれません。

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【出典】株式会社オトナル


● みんなが事業をつくりたくなる風土
今回ほとんどお話ができなかったのですが、Nishikawa  Tomoeさんは「自分が事業をつくるよりも、みんなが事業を作りたくなる風土を作ろう」というお言葉をおっしゃっていたのが印象的でした。またぜひ詳しくお聞きできればと思います!

● 同意と共感の違い
相手の気持ちに寄り添うコミュニケーションをNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を学んでいて、僕が勝手に尊敬する同世代の一人、小暮ほの香ちゃんは、「手段には同意できなくても、価値観には誰でも共感はすることができる」とおっしゃっていました。例えば、親と先生の「教育方針」が違って同意ができなかったとしても、「子どもに幸せな人生を歩んでほしい」という気持ちには共感し合うことができます。原発に賛成する人も反対する人も、互いの「原発の活用方法」に同意はできないけど、「みんなが安心・安全な気持ちで暮らす世界をつくりたい」という気持ちには共感できるかもしれません。目に見えないけれど、つながっている部分をきちんと感じること。それが大切なのだろうと思います。

まとめ

僕たちは、大人という生き物になってゆく過程で「無邪気さ」を忘れてしまうみたいです。ケラケラと笑いながら働く大人がもっと増えれば、「早く大人になりたいなあ」「働いてみたいなあ」と感じる子どもたちが増えるのではないでしょうか ☻ 少しずつですが、僕も日常に無邪気さを取り入れていきたいなと思った朝でした。

noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。