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出張カメラマンのアシスタントをしに行ってきました(素人がプロなるための260週の記録)

(第41週)
ご縁あって、出張カメラマンの仕事をいただく前提でいろいろ勉強させていただくことになりました。商業写真のカメラマンとしては、スタジオでの仕事もあるとは思いますが、今は副業の手始めとして、週末しか対応できないので、スタジオのアシスタントで見習いをやるには無理があります。そこでカメラマンの出張派遣をやっている会社でしばらく見習いをさせていただくことになりました。
先週、今シーズンとなっている七五三のお宮参りの撮影にアシスタントとして同行させていただきました。
場所は、東京の東部の西新井大師。
家からは30分くらいのロケーションです。

まずは、待ち合わせの1時間ほど前に到着して、自分だったらどこでどのように撮るかロケハンしてみました。
こじんまりとした境内ですが、いろいろとバリエーションを変えて撮れそうで、それをせっせとメモしていきました。


ロケハンしていく際にいろいろ課題が見つかりました。
例えば山門の仁王像。格納されている部分が暗いので、お客様を入れて撮ると露出バランスが難しいです。(ここは撮影後現像で調整か・・・)

次に池の周り。
いくつか撮影に向いた水場があり、見事な錦鯉がいたのですが、この日は日差しも強く、湖面が反射して綺麗に見えません。
PLフィルター持ってくればよかったなあ。とか。

あと本殿前にまで車の乗り入れ可なので、本殿バックをどう撮るかとか。。。

そんなことをメモしながら、プロのカメラマンさんがどうこなしていくのか、アシスタントをしながら観察しました。

まず、一番の気づきは、普段、家族の記念撮影で撮らないような構図をつくること。例えば、お父さん、お母さんと子供さんがぎゅっと顔をくっつけたり、お父さん、お母さんが手を繋いでるシーン越しにお子さんをうつしたり。
そりゃそうだよな。お金をわざわざ払っているので作品として成立しないといけないですよね。

二番目に、とにかく時間がない。いっぱい撮らないと納品できない。
45分くらいで、約50点ほどの納品がいるのでとにかく撮る、撮る、撮る。
子供は走り回る、カメラをみてくれない中、頑張るが必要です。

三番目に、露出問題。
この日は、日差しが強かったので、順光、逆光のギャップが大きく、撮影後にカメラマンさんモデルでテスト撮影をしたのですが
テキパキ撮れませんでした。
順光、逆行の時の自分なりのセッティングを決めることが必要。

そして、お祝い事なので気配り。
おめでとうございますと挨拶し、お子さんを褒めたり、お父さん、お母さんと会話したり、荷物をあづかって汚れないように配置したり。。
(カメラマンさんは若い方だったのです、ここは私がリードしました)

ということでバタバタでしたが無事、お客様には喜んで帰っていただきました。
フォトウオークやスタジオでのトレーニングは、写真技術は学んでいけるもののやはり実際にお金をいただくサービスの場で実践するのは、緊張感がちがいますし、コミュニケーションの修練がいると思います。

会社員で管理職だったりするので、自分の手足を使ってサービスをするというのは久々でした。案外それが新鮮な感じでした。
セカンドキャリアに挑戦するとか、リカレントってこういうのを新鮮mに感じる感覚が大切なんだなと思いました。

プロフォトグラファーを目指すブログですが、3mmくらい前に進んだ気がしました。
修行はつづく。。。

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