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ライティング講座その5〜多灯ポートレート(素人がプロなるための260週の記録)

一昨日、富士フィルムのX-Summit 2023 ストックホルムが開催されました。中判ミラーレスのGFXのアップデートはあったもののXシリーズの新製品はなく。残念。X-Proシリーズの第5世代プロセッサー搭載機(X-Pro4?)をかすかに期待していただけにちょっと残念な今日この頃です。

さて、今週は多灯ライティングによるポートレートに挑戦してきました。もうセッティングも基本、受講生だけでやり、先生から修正を突っ込まれるというやり方です。
今回はモデルさん有りで背景バック、左右2灯、ヘッド、正面の4灯でのセッティングを行います。
まずはモデルさんの衣装に合わせてオレンジバックを選びました。
背景がセットできたら、左右に2灯、レフ板にバウンスさせるライトをを設置します。
まずは背景紙位置を露出計ではかり、真ん中ー左、中央、右をF11、コンマ3の誤差を許容範囲として左右のバランスを設定します。その後、上部ー左、中央、右。下部ー左、中央、右。という塩梅で9箇所計測し、左右、上下のバランスを取ります。

これ文字にしてしまうと3行くらいですが、0.3の範疇に9箇所設定するのはなかなか困難でした。ライトの高さを変えてみたり、レフ板の角度を広げたり、縮めたり、ライトのカバーを広げたり、絞ったり。結局試行錯誤で10分くらいかかりました。

次にトップライト。頭上の中心点にセットしていきます。
これはF8くらいでセッティングしました。最後に正面のライトこれも、F8です。
で、完成形がこちら。

背景紙選定からセッティング完了まで、30分超かかりました。(これでは仕事にならんだろう)

いよいよ撮影。
まずは決めセッティングで1枚。

1カット目の印象は、正面ライトを右前から当てたので、顔の影の濃淡が出過ぎ。男性の場合は渋く写りそうですが、女性モデルには表情が暗めの写真になってしまいました。
で、正面ライトを正面あてに変えて、トップライトもいろいろ付けたり消したりしてみました。
2カット目。

いいのですがほっぺがテカリすぎ。もう一回やり直し、正面ライトの光量をあげつつ少し後ろに引っ張り出して柔らかい光を作りました。

これだけで、かれこれ1時間超。なかなか勘どころが掴めません。その後も、いろいろなセッティングで撮らしていただきました。まだまだ、商業写真レベルにはほど遠く。。。とほほ(涙)

修行は続くのでした。

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