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【訪問記録】モンヴェール農山

こんにちは。お久しぶりです。

生産者と消費者を繋ぐカットマン田中英樹です。暫く投稿を…

ということで、先日(8月5日)熊本県水俣市にあるモンヴェール農山さんへ行ってきました。

『山を育てるために豚を飼う』との経営理念の会社。今年の3月に一世を風靡したclubhouseにて知り合った農山文康さんのお父様が創業した会社になります。

『山を育てるために豚を飼う』という発想は凄いと直感で感じ、佐賀から2時間半程で行けるため今回訪問させて頂きました。その記録を少し書き留めておきます。詳しいことはモンヴェール農山さんの公式HPをご覧ください。

『モンヴェール』の語源はフランス語で『緑の森』という意味だそうです。

水俣市というと海のイメージが強かったですが、場所は山の中で到着までの道中は怖かったです((笑))

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下調べで山の中にあることは分かっていましたが、まさかこんなハンドル操作間違えたら落ちてしまう道路を走るとは思ってなかったです。しかし、このモンヴェール農山さんに行くまでの道中で伐採があり、太陽光パネルを山の斜面に並べている光景をみると少し心が痛みました。この点に関しては、また別の記事で書いていきたいと思います。

モンヴェール農山さんは現在50ha(東京ドーム約10個分)の広大な森と地下水を汲み上げ豚の飼育からハム・ソーセジ加工を行っています。間伐材をおが屑にして、それを豚舎で豚の寝床となり、豚の糞尿は堆肥として山へ返す。この循環型農業は本当に素晴らしいです。理念・こだわりに共感しました。

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モンヴェール農山さんで飼育されている品種は『バブコック種』という日本では珍しい品種になります。詳しくは、上のリンクをご覧ください。

そして、敷地内にはレストランとBBQが出来る場所もあり、今回はレストランにて自社加工のソーセジ・ハムを頂きました。

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日本では珍しいポテトが入ったハムなど、敷地内で作られた増量剤・保存料を使わない本格的ドイツ製法のハム・ソーセジがとても美味しかったです。増量剤とは?保存料とは?⇒これを話だすと脱線が長くなるので別の機会にします。

ほかにも、広大な敷地内にはヤギやポニーもいたり、ドックラン、グランドゴルフ、展望台などもありました。また、社長手造りという滝も味があり素敵でした。

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今回、clubhouseで話しただけで初対面にも関わらず、昼休憩の合間に文康さんが挨拶に来てくれ、少しだけ話をすることが出来ました。

※豚舎は基本的に防疫上外部の人間が入れません。飼育する方も入る際には、シャワーや服装を着替えてから入室します。

つまり、文康さんはわざわざ一旦着替えて、挨拶をしに来てくれました。出会いに感謝しかありません。コロナの影響はレストランなどにあるそうですが、色々な構想を計画しているとのことで、今後のモンヴェール農山が楽しみです。コロナが落ち着いてゆっくりと豚のこと山のことなどを話したいと思っています。

ぜひ、今は旅行に行けないですが、機会があればモンヴェール農山へ遊びに行ってください。通販サイトでは加工品なども購入できますので、是非普段食べているハム・ソーセジとの違いを『自粛のお家時間』に楽しまれてみては如何でしょうか。



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