本当にいたアカシックレコードフィルムおじさん

 私は、前世リーディングを生業の一つにしています。お客さんを前にして、アカシックレコードと呼ばれるこの世の全ての記録が残されていると言われる場所へアクセスします。そこからお客さんの前世を、半分なりきって体験し、半分客観的に見て情報をお伝えしています。

 もう10年以上前に,末期がんのあるおじさんを見送りました。彼はカウンセリング講習会の同期生でした。第一印象はすごく気むずかしやで嫌いでしたが、スピリチュアルなことが共通話題と知り,そこから急速に仲良くなりました。
 彼は、驚くべきことに、アカシックレコードに自由自在にアクセスし、レンタルビデオ店のように他人の前世が記録されたフィルムを取り出せるというのです。
 フィルムを再生し、完全に登場人物になりきって、体験して遊んだとか。実家の個室で激しい人生になりきりすぎて大声を出し、両親に部屋へ飛び込まれたこともあったとか。
 さんざん他人の前世を体験し尽くして飽きてしまったそうです。

 彼が意味深なことを言っていたのを思い出します。
「スピリチュアルな世界は、光速より速い。」

 たしかに、他人の人生をたくさん経験した時間が普通通りならば、一つも消化できなかったはずです。

 私が前世リーディングを生業にする前の出会いでした。彼が道案内してくれたのでしょうか?

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