# 推しの芸人 ♯2 花澤香菜……じゃなくて、「ハライチ岩井」

私には読むと泣きすぎるので封印している漫画があります。
それは【最終兵器彼女】。

実際この半生で2回くらいしか読み返してないかな。
今回noteにこれを書こうと思って最終話付近を数ページめくっただけで
鼻にツンとくるものがあったので慌てて閉じました。

そのくらい思い入れのある作品。
岩井がまんが未知で「一番泣ける漫画」という題材で紹介してて
さすが分かってらっしゃる！と感激したものです。

【最終兵器彼女】とは

お互い初めての恋人同士となった付き合い始めのウブな高校生カップル。
しかし世界は徐々に戦争に飲み込まれ壊れてゆく。
一般人は為す術なく……と思いきやどうやら彼女の様子がおかしい。
たったいま戦闘機を爆撃した光の中に見知った顔を見つけた気がして――

まぁアニメの動画貼っといて私はアニメの方は未視聴なんですが、
有名作ではあるしレビューを見ても評判は上々なので説明不要でしょう。
タイトル通り彼女が最終兵器なのです。

高橋しんは優しいその絵柄に反して
人間の汚らしい部分を隠さない傾向があります。
地球の死という未曾有の危機に瀕してなお芽生える
地球の詩。
綺麗事だけでは賄えないそれに及ぶ様々をリアルに描きます。

……ということを語ってくれています。

それは次作の【きみのカケラ】にも引き継がれている気がしますね。
そっちはだいぶファンタジーに寄ってますが。大好きな漫画家です。

岩井は動画の中で最終話が一番泣けると仰ってますが
私は微妙に違いまして
主人公の幼馴染いるじゃないですか。あけみちゃん。
彼女が鼻血を出すシーンで涙腺決壊します。
昔からこういう負けヒロインの方に感情移入しちゃうんです。

ともあれ、この作品が
"一番泣ける"作品として推す岩井さんわかってらっしゃる……！

と思ってたらこんな動画も。

【イエスタデイをうたって】とは

優柔不断主人公と自由奔放少女と夏虫疑氷女性とエトセトラ。
動画で岩井の言う通りとにかくスローペースな3角関係恋愛劇。
むしろ同じとこぐるぐる回ってるだけで進んでない。
とまさしく榀子さんのセリフでもあるけど、主要キャラみんなそうだよね。

岩井さんの嫌いなタイプ、と一蹴すると思いきや
男子側の意見として極論とは言え俺たちの狂詩曲だと豪語してくれてます。
二次元はちゃんとエンターテインメントとして受容してるみたい。

49％後ろ向きで51％前向き、と確か作者：冬目景が評していた漫画で
私個人でも思い入れがありすぎて一曲二次創作してしまうほど。
この作品の空気感がたまらなく好きなのです。共感の嵐。

こちらは最終兵器彼女とはうってかわって新刊出るたびに読み直してましたね。だって一巻出るペースが非常に遅い。

この2年アニメを見るまもなく働き詰めだったんですが
その間で見ないことを耐えられなかったのはこちらと【リケ恋】だけです。

岩井にも刺さる作品だったとは。
ここで挙げるとは岩井さんわかってらっしゃる……！

その前に【宇宙よりも遠い場所】を推す花澤香菜も流石です。
【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】と同時期に放映されたせいで
微妙に話題に乗り切らなかった感は否めませんが
同等に、いや個人的には総降涙量はヴァイオレットを凌ぐと思ってます。

もちろん芸人としても

とまぁ最近見ている動画で
好きなアニメや漫画の嗜好がかぶってたということで嬉しくなってますが
もちろん芸人としても大好きです。普通にM-1 2009で知ってそこから。

最初は澤部のノリボケばかりでしたが
近年は岩井の屁理屈やわざと耳に馴染みのない熟語で
澤部を混乱させるスタイルでこちらもまた面白いです。

先輩にズケズケ言う姿勢も好感ですね。
だからトーク番組でも爪痕を残すことが多いと感じています。
それこそ、花澤香菜から誕生日プレゼントもらって喜びつつも
即座に笑いに切り替える頭の回転の速さも持ち合わせています。
そういうのが大事なんだろうなぁ。

……そういえば花澤香菜も大田上田出てましたね。

この二人がMCを務める「まんが未知」。おすすめです！

Afterword

実は約1ヶ月半noteを更新してみたのですが、
一番ビュー数が多いのがこちらなのです。

お笑いの記事を読む人が多い……？

というわけで芸人について書いてみました。
でも正直芸人さんのことを書こうと思っても、
面白い方々です以外に語ることがないです。苦笑

芸人さんが出した書籍も、
サンドウィッチマンのくらいしか持ってないしなぁ。
あ、長井秀和が一冊あったかも。

あと芸人さん並みに面白い声優さんが多いのも事実です。
花澤さんも出演していた【妖狐×僕SS】。
8分の4は芸人認定でいいんじゃないだろうか。

正直私がアニメを見始めたきっかけが
このイベントDVDと作品のラジオからだったので
声優の喋りがおもしろかったということはかなり大きいです。
なので昨今の声優がバラエティに出る風潮は歓迎したいですね。

その相手が鬼滅ばかり上辺だけをなぞるだけではなく
岩井や田村淳のように造詣の深い方々が担当してくれれば平和ですけどね。