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訴求点はなんだ?

どうやって数多くコピーを書くの?

と聞かれることがありまして、ちょっと自分なりの方法を文章化してみようかと思います。

別に特別なことではないと思いますし、そんなことは基本中の基本だ、と思う方も多いかと思います。
ただ、意外と自分の中で文章化はできてない方もいらっしゃるんじゃないかと思って改めて書いてみます。
あくまで個人的な方法なので、「ふーん」くらいのスタンスでお読みいただければ幸いです。

はじめは、訴求点(アピールポイント)を書き出し方です。

よく言われる【What to say 〜 (何を言うか)】というやつですね。

お題は適当に、温泉のキャッチコピーにしましょうか。

① とりあえず書き出してみる
最初はなるべく無心で、なるべくシンプルに思いつくものから書き出していくといいと思います。

温まる健康にいいリラックスできる、などでしょうか。

自分が思いつくことを否定せずに、心が命じるままに書き出していくのがポイントだと思います。

そして、意外にすぐ筆が止まることが多いと思います。笑

そんなときにオススメなのが、

②比較(競合相手)を出す。
ライバルといってもいいかもしれません。

例えば、天然温泉の競合に家のお風呂を挙げてみます。
そして、家のお風呂に対して、温泉のメリットを書き出してみると、

広い足を伸ばせる沸かさなくていい、などでしょうか。

ほら、ちょっと増えた。笑

さらに煮詰まった場合は、

③デメリットも書く。
こっちのが思いつくことが多いことがよくあります。
温泉で言えば、

知らない人が入ってくる出かけなきゃいけない裸を見られるマナーがある、など。

このままにしといて、コピーを書くときに工夫してもいいですが、
この段階でこういったネガティブワードをポジティブに捉えたらどうなるか。

知らない人が入ってくる →   一期一会な出会いがあるかも
出かけなきゃいけない →  運動になる
裸を見られる →  怠けた身体を自覚する
マナーがある →  一般常識が身につく

など、別にこれが答えではないですが、立派な温泉のアピールポイントになったかと。

と、いう感じで合わせていくと、あっという間に10個の切り口ができました。笑

いいコピーの共通点のひとつとして、【発見】があると言いますが、その発見は突き詰めてくと、この切り口を出していった過程で出てきたアピールポイントをそのまま書いたものが多いような気がします。

この作業は苦しいですが、書き出せることが増えれば増えるほど、発見できる可能性が高くなるかと思います。

とりあえず、今日はこんなところですみません。

あ、もちろん。
お題について、リサーチしたことも書き出してくださいね。

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