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飛騨市と楽天が地域課題解決に取り組むRSA online 2020 楽天社員インタビュー

現在、「RSA online 2020(*1)」の一環として飛騨市と楽天が取り組んでいるプロジェクトでは、岐阜県飛騨市に関わる人々を増やすことを目的として、共感的お買い物プロジェクト(*2)と工芸・観光プロジェクトの2チームに分かれて活動をしています。

今回は、それぞれのプロジェクトで活躍する2名の楽天社員にインタビューし、「RSA online 2020」に参加したきっかけや活動に対する想いなどを聞いてみました。

*1 RSA online 2020:
楽天では2018年より「Rakuten Social Accelerator(RSA)」という、様々なステークホルダーと楽天社員の協働によるソーシャルイノベーションプログラムを実施しています。今年は「RSA online 2020」として、コロナ禍にてオンラインでできることに取り組んでいます。

*2 共感的お買い物:
飛騨市において、新型コロナウイルスの拡大により、観光客が減り消費が鈍ってきた状況を変えるため、購入者の方に飛騨市の取り組みや商品等に共感をしてもらい、お得においしく飛騨を楽しんでいただけるよう促すお買い物のこと。

RSA online 飛騨
企画担当 村田さん

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・今のお仕事を教えてください。
「楽天市場」の広告の企画を担当しています。

・なぜ「RSA online 2020」に参加したのですか?
「Rakuten Social Accelerator(RSA)」という活動自体に興味があったためです。私は社会貢献ができる会社に関わりたいと思いもあって、昨年楽天に入社しました。楽天のカルチャーやエンパワーメントという考え方もそうですし、仕事は仕事で頑張りつつ、社会貢献にも関わっていきたいと考えていたところ、「RSA」という活動を見つけ、参加したいと思いました。


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飛騨メンバーとのオンラインミーティングの様子

・ボランティアに興味はあったのですか?
元々興味はありました。最近はボランティア活動をできていませんでしたが、昔から社会貢献をしていきたいという気持ちは持っていました。過去には、カンボジアで英語の先生をやってみたり、前職(時計メーカー)にいたときは、時計の組み立てを指導する講師派遣のプログラムに参加したりしていました。社会貢献に関わる友人が多かったことも興味を持ったきっかけの1つです。震災復興のボランティア活動に友人と一緒に参加したりもしていました。

・本業と「RSA online 2020」の掛け持ちについて、率直な感想を教えてください。
仕事が大変な時期もあるため、どうしても忙しくなってしまうときもありますが、「RSA online 2020」との両立は可能だと感じています。
ミーティングは円滑に進行していますし、一緒にやっている楽天や飛騨のメンバーは気さくな方が多いため、リラックスしてお話しできています。


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飛騨市が抱える課題(本プロジェクトミーティング発表資料より抜粋)

・活動当初に思い浮かべていた「RSA」の活動と、実際の活動との差はありますか?
去年の「RSA」の活動報告を見て、ある程度はどのような活動内容かは理解していたのですが、今回の「RSA online 2020」はオンラインでの実施という点でコミュニケーションの難しさなどの違いがあると思います。

・飛騨という地域に対する印象はいかがですか?
若年層減少、高齢者増加などの地方が抱える課題は、雑誌やネットなどで見てきた情報と同じかと思いますが、「飛騨市ファンクラブ」をはじめ、地域を盛り上げる様々な活動をしていることに正直驚きました。
飛騨の人たちはどの方もとても話しやすく、円滑にコミュニケーションができていると感じます。今はまだ飛騨には行けていませんが、コロナ禍が落ち着いたら飛騨に行ってみたいと思っています。

・プロジェクトを通じて、村田さんの強みを活かすことができましたか?
今回のプロジェクトは、どうやって飛騨の商品を消費者の方々に届けるかというテーマで行っているので、まさにマーケティングに関わる活動だと思っています。マーケティングは仕事でも関わってきたことですので、具体的な消費者まで届くような仕組みや、どうやったら広まるかを常に考えてコミュニケーションをしてきました。そういった意味では強みを活かすことができているのではと感じます。


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共感的買い物のイメージ

・来年も「RSA」に参加するならどういう活動したいと思いますか?
いわゆる「企画」として関われるボランティアの機会はなかなかないと思っているので、また次回も企画に携われるようなプロジェクトに参加したいと思っています。

・最後に一言
「RSA」は以前から参加をしたいと思っていたので、今回参加することができとても嬉しかったです。普段の業務とはまた異なる視点を持ち、様々な人と活動をすることができたことはすごく貴重な経験だと思っています。

RSA online 飛騨
RR・ライター担当 松岡さん

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・今のお仕事を教えてください。
「楽天カード」の債権管理部に所属しています(福岡支社)。

・なぜ「RSA online 2020」に参加したのですか?
3年前のRSA開始時、楽天の全社会議である「ASAKAI」で「RSA」について知ったのがきっかけです。その後「RSA」の説明会に参加し、グループ横断の関係性を築けることや、外部の方々と一緒に何かできる活動だとわかり、徐々に興味がわいてきて参加を決めました。それから3年連続での参加です。


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飛騨メンバーとのオンラインミーティングの様子

・ボランティアに興味はあったのですか?
イベントのお手伝いや、映画を作るボランティアなど、現在もしばしば参加をしています。旅行で初めての場所を訪れることが大好きで、社会貢献したいという思いはもちろん、楽しいことの延長という考え方を持っています。また地域の人と触れ合うのが好きで、観光地だけでなく地元の人やものと触れ合うことも好きです。
一昨年の「RSA」で「おてつたび」(※)さんのプロジェクトに参加したことでその思いはより強くなり、今回の飛騨プロジェクトにもそれに近いものを感じています。

※おてつたびとは
困り事を通じて地域のファン(関係人口)作りを行う”おてつたび”。お手伝いをしながら、知らない地域を無料で旅できるサービスです。知らない地域へ行く際の足かせになる”交通費”という金銭的負担をなくし、一見何もなさそうに見えてしまう地域の”魅力を知るきっかけ”を、お手伝いを通じて創出します。

※おてつたびとの協働(2018.7)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000036175.html


・活動当初に思い浮かべていた「RSA」の活動と、実際の活動との差はありますか?
私が福岡支社勤務のため、昨年や一昨年の活動でのミーティングなどは、私だけがオンラインでの参加でしたが、今回はオンラインでの活動のため、どこに住んでいても全員がオンラインでの参加になっています。実際に会ってコミュニケーションができないことの難しさも感じていますが、オンラインでも円滑にやり取りはできていると思います。

・飛騨という地域に対する印象はどうですか?
元々、多少知ってはいたものの、近隣の白川郷やさんまち通りなどに訪れたことがある程度で、まだ飛騨市を訪れたことはありません。「RSA」で関わってみると、知らないことが多くて驚きました。最近では移住した人も多いと聞いています。

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9/4にオンラインで実施した『和ろうそくの炎で癒されナイト』

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10/2にオンラインで実施した『あなたの知らない和ろうそくの世界~』

・松岡さんの強みを活かすことはできましたか?
新しいアイデアを考えたり、誰かのアイデアに肉付けすることが好きですし、得意な分野でもあります。
「新しい切り口のイベントづくり」という点では役に立てているのではないかと思います。

・来年もし参加するならどういう活動をしたいですか?
地域、工芸、産業、文化などのテーマがあったら嬉しいです。コロナ禍で新しい生活様式が求められる今だからこそ出てきた課題を解決するようなテーマにも関わってみたいと感じています。

・最後に一言
「おてつたび」についても、SNS拡散等で引き続き関わっています。
「RSA」は楽天で仕事をする上での楽しみの1つになっています!これからも引き続き参加していきたいです。

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