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実践!2022年福を呼ぶ「おせち料理」~九星気学同会法と陰陽五行説の相生・相克の理論に基づく開運方法~

はじめに

 「おせち」は中国から伝わった五節供の行事に食べられる「節目の日のための祝い料理」を示しますが、歳神様に捧げる供物としての正月料理を現在では「おせち」というようになりました。
弥生時代に起源をもつようで、奈良時代には朝廷内で祝い料理として振舞われたようです。当時は山盛りになったご飯のみであったようです。
おおよそ、現代の正月料理は江戸時代の武家文化に由来し、長寿、無病息災、子孫繁栄をその土地の名産を用いて作られます。おもにめでたさを語呂合わせや陰陽五行説の魔除けなどの思想が由来しているようです。江戸の長屋の住民もどんなに貧しくても祝三種である「黒豆」「数の子」「田作り(関西では「たたきごぼう」)」だけは必ず食べたという事が文献に見られます。

陰陽五行説について

 さて、「おせち」を理解する前に、陰陽五行説について理解を深めましょう。陰陽説とは、光と影、太陽と月、生と死、男と女など万物を陰と陽の2極に分け宇宙の成り立ちを説明しようとした思想で紀元前6世紀の中国にはその概念が存在していたとされています。五行説とは、万物を木・火・土・金・水に分類して世界の成り立ちを説明しようとする思想で中国最古の経典にその存在がみられます。五行には木が燃えることにより火が生まれ、火が消えて灰すなわち土が生まれる。土から金属が産出し、金属が冷えると水が生まれる。最後に水を吸って木が育つという相生の関係と木は土の養分を吸い、土は水を吸う。水は火を消し、火は金属を溶かす。最後に金属は木を切るという相剋の関係があります。この2つの思想は古代中国、漢の時代に結びついて陰陽五行説となったとされています。占い、風水から漢方医学、暦、年中行事や薬膳の世界まで日常生活に深く根付いています。ちなみに月火水木金土日は五行の火から土に陰陽の月(つき)と太陽が結びついた呼称で、こんなところにも陰陽五行説が存在しています。陰陽五行説では、それぞれの行が充実し、バランスが取れていることがよいとされています。味・方位・臓器などがそれぞれの行に分類されていますのでこれを利用して悪い関係には間を取り持つ行、良い関係には促進する行を選択し配置することでこれが実現できるという理論をもとに以下のおせちの構成を考えていきます。

陰陽五行作用


おせちと料理ごとの属性について

 五行の属性は味や色などが作用しあうので一概にコレと断定しにくいのですが、今回は色に注目しておせち一品一品の五行の属性を考えます。

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九星気学と同会法について

 後で説明をしますが、今回は大皿におせちを盛りつけます。その大皿を九星気学の方位盤に見立て、さらに2021年の気学の配置を考慮して陰陽五行説のバランスの取れた盛り付けをしていくのですが、九星気学と同会法について解説をしましょう。
 九星気学とは「一白水星」など陰陽五行説に基づく星が9つ存在し、元々は八方プラス中心の9か所に下図のように配置されています。

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これが基本の配置となり、本命盤の場合は年ごとにある一定の規則に従って9つの星が移動(回座)していきます。2021年の場合は以下の位置になります。

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 さて、ここからが本題で本年はすべての星が定位置である「後天定位盤」に戻る年になります。例えば、北はもともとの位置になる「一白水星」。南はもともとの「九紫火星」が鎮座します。
今年は、「後天定位盤」の通りにおせちの属性を配置していくと良いという事になります。

今年の回座に合わせた福を呼ぶ吉祥おせちの配置と実例

 同様の考えで各方位に合う五行を配置していきます。すると図の様な配置が良い相となるわけです。

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ここにおせちの表から五行を選択して実際に盛り付けをすると。。。

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今年も良い年になりますように!!

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