スカートの裾と紅葉狩り
外にいるのに、外のにおいがして、その中に少したばこのにおいも混じっていた。
知らない人の背中をぼんやり眺めながら帰る夜、小雨の雨は止まないまま、日付が変わる。
先日、植物園に行ってきた。
夏の終わりにきた台風の影響で、入れるエリアが限られていたのが残念だったけれど、今度行くときはぜんぶ見られたらいいな。
カナダにいる友達から手紙が届いた。もう出会って7年になるけれど、これからもその年数が増え続けていくんだろうなぁと漠然に思えることが嬉しい。頑張っている彼女を見てると、私もずっと逃げてきたこととか苦手分野の克服だったりとかを頑張ってみようかなぁなんて考えたり… 結局は腰が重過ぎるんだけど、まぁでもやろう、どうにか面倒を片して新しいこと始めるぞ、と思っている。から、また返事書くね。
こうじゃなきゃいけない、って一体いつの間に自分の中で、社会の中で、みんなの中で、決めてしまったのかわからないし覚えてもないけど、もういやだなやめたいな、と夜ご飯を食べながら思う。そういうものは、従っておけばいい評価を得られたりだとか、誰かから好いてもらえたりだとか、まぁもちろんそれも大切なことかもしれないけど、ばかみたいだと思い美味しくもない氷結ストロングを飲み干した。
新しい靴を買って、出掛けよう、よし。
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