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川、川、川
いつかの朝、突然インドの町の喧騒が聞こえた。
インドには一度も行ったことがないのに。
履き慣れたくつで突然靴擦れをする。
この街が行き慣れてない初めてくる街だったら、あのラベンダー色のベランダもこのカメラで切り取ったかもしれない。
でもあまりにも行き慣れた街だから、わたしはどこにクリスピークリームドーナツがあって本屋さんを通るにはどのルートを歩けばいいかすぐにわかる。
知らない街にもラベンダー色のベランダがあればいい。
もうすぐ四月だ。
最近はもうすっかり暖かくなって、一生懸命歩けば少し暑くて、もうヒートテックはいらないのかもしれない。
四月が近づくと四月物語を思い出して、四月物語を思い出すと、前の会社の近くにある三角形の公園の桜吹雪を思い出す。
何もかも遠い昔のことのような気がするけれどそれもたった3.4年前のことだ。
先輩が結婚する。
とびきりとびきり仲がいい というほどでもない間柄だけど、すごくリアルな出来事だ、ととにかく思った。とても現実的で、段階的で(結婚するというのは、本当にたくさんの手順を踏んでいかなきゃいけないみたい、まだ未知の世界だ。そして、ほとんどの人がある日突然結婚するのだ。)でもその先の展開をすごく楽しみにしている自分がいて、少し驚く。
幸せに、たくさん笑って過ごしてほしいな。
今はただ、とにかく凄いことだ!と思いながら見守っている。
プールで泳ぐ夢を見た。
夢の割合が多い朝はスヌーズ機能が理解できない。
そして蔦屋書店の四六サイズのブックカバーはちっともサイズが合っていない。
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