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【左ききの手帳2022】 ハードカバーについて

こんにちは。店長 かとうです。
「左ききの手帳2022」が発売して1ヶ月、おかげさまでたくさんの方にお求めいただき、ありがとうございます!

さて、当初の予定より少し遅くなってしまいましたが、今日は予告しておりました「ハードカバー」についてのご紹介です。「ハードカバー出るまで様子見」というツイートもいくつかお見かけしました、大変お待たせしました!
それでは発表・・・

ハードカバーは「IDEAL」の別注モデルです

文具にお詳しい方ならきっと「ああ、あれね!」となるかもしれません。

今回の左ききの手帳ハードカバーは、2020年にクラウドファンディングで目標額の613%を達成し製品化された「付け替えられるハードカバー IDEAL」の別注モデルとしてお届けします。

IDEALについて詳しくは下記のページよりご覧ください↓

docket storeの山下さんとは、Twitterをきっかけに以前より交流がありました。ちょうどお店のオープン時期(2018年)が近かったこともあって、勝手に同期(?)として親しみを感じ、度々やりとりさせていただいています。

そんな中、カバーのバリエーションを考えていたところに「IDEALの別注できますよ〜!」とタイミング良く山下さんから声をかけていただき、今回のコラボレーションに至りました。ちなみに、私自身もIDEALのB6ノートカバーとA4ドキュメントホルダーを愛用しています!

左ききの道具店モデルは 「グレー」です

オリジナルモデルのブラックもとっても格好良いのですが、左ききの道具店としてはもう少し柔らかいイメージがあるといいな、ということで、当店のテーマカラーとしてもよく使用している「グレー」を本体カラーに採用しました

表紙に合わせてゴムバンドのカラーもグレーに統一しています。
落ち着きがありながら軽やかさもあり、スタイルを問わずお使いいただける仕上がりになったと思います。

シンプルにそのまま色を楽しむのはもちろん、ステッカーでカスタマイズするのも楽しいと思います!

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開き方向はもちろん、一般的な手帳やノートと逆向きです。
表紙の右上には「HIDARI」のロゴとシンボルマークを空押し(紙の上から圧力をかけて文字や模様を施す加工)してあります。雰囲気があって、私自身とても気に入っています!

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丈夫で耐久性の高い素材

オリジナルモデルと同じく、表面の素材は汚れに強いビニールペーパー。少しの水気なら弾いてくれるので安心感があります(もちろん過信は禁物ですが)。

芯材はとても硬い厚紙なので、グニャリとしなるようなこともありません。立ったままメモするときなども下敷きがわりにできるのが便利です。

毎日何度も開く手帳だから、このカバーと一緒に1年(あるいは何年も)使い倒していただけたら嬉しいです!

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ポケット部分は互い違いに

手帳の表紙を差し込むポケット部分は、ダイアログノートさんの別注モデルと同じく互い違いになるよう付けました。

というのも、左ききの手帳は一般的なノートに比べると厚さと重みがあってずれたり抜けたりしやすいため、左ききの手帳モデルでもこの仕様にしてもらいました。(ダイアログノートさん、ありがとうございます!)

左手で書く動きで左上へとずれていく場合が多いことが予想されるので、開いた時に左上と右下にくるようポケットを設置しています。

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厚み・フィット感について(ご注意点)

ここで、今回のハードカバーをご検討いただく際に知っておいていただきたいことをご説明します。仕様について大事なことなのでぜひご一読ください。

左ききの手帳は約1cmの厚みがあるということで、薄いノートのためのカバーであるIDEALオリジナルモデルとは仕様が異なります。背表紙の厚み(マチ)を確保するため、表紙部分とは別の芯材パーツを背表紙に入れ、2箇所に折り線が入る構造です。(上の写真をご参照ください)

この部分がとても難しく、よりよい使用感を求めて、docket store 山下さんと、生産を担当するメーカーのラコニックさんと何度も話し合い、幾度も試作を重ねました。

その結果、お買い上げ時点では「ぴっちりと隙間なくフィットした状態ではなく、少しだけ厚みに余裕がある状態」でお届けすることとなりました。
↓ちょっとわかりづらいかもしれませんが、このような感じです

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そうした理由としては、つぎの通りです。

・組立が手作業のためわずかな誤差が生じる可能性があり、ギリギリのサイズまで詰めすぎるとスムーズに動作しない個体が出てくる恐れがあること

・(破損を防ぐ目的で)開いてフラットな状態でお届けするため、お届け時点では折りグセが十分についていない状態であること ※折りグセがしっかりつくことで馴染んでフィットしてくるため

・手帳の性質上、付箋やシールを貼って本体の厚みが増していくケースも多いと考えられること

「使用していく中で徐々に馴染んでくる」というのが製作サイドの見解ではありますが、

そもそもモレスキンなどのように表紙とカバーが一体となった製本とは異なり、あくまで『脱着できるハードカバー』という商品特性もふまえて「完璧なフィット感ではない」ということをご理解の上でお求めいただけますと幸いです。

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発売時期・購入方法について

こちらのハードカバーの発売時期は、11月上旬を予定しております。
(材料調達に予期せぬトラブルがあったため、当初より遅れることとなりました。お待ちいただいている皆様、申し訳ありません。)

価格は、1,580円(税込)です。
左ききの手帳本体とこちらのハードカバーをそれぞれお求めいただく形となります。(カバー単体でもお求めいただけます)

購入方法は、左ききの道具店オンラインショップのみとなります。

さいごに

説明がだいぶ長くなってしまいましたが、左ききの手帳3年目で初めてチャレンジしたハードカバー。もちろん作っておしまいではなく、店長の私自身も1ユーザーとして使いながら、来年・再来年に向けてこれからもいろいろと考え続けていきたいと思っています。左ききの手帳本体と同様に、お使いの皆さまと一緒に育てていけたら大変幸いです。

また、発売時にはインスタライブで詳しくご紹介したいと思っております。ぜひ左ききの道具店SNSをチェックいただけますと嬉しいです。

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