見出し画像

ファジアーノ岡山戦 試合前雑感(2022年 J2 第34節)

こんにちわ。ひだりです。

今週半ばより子どもの体調不良があり、わちゃわちゃしております。
子どもケアしながらの在宅勤務などでちょっとへとっており頭があまりスッキリしていない。今節はごく雑感で行こうと思います。ちゃんと考えるの体力使うよね。。

岡山戦はハイライトと水曜日の山形との再会試合をフル、横浜FC戦は前節の分析でフルマッチ観てます。

参考資料

郡司さんも体調不良ですか、、、どうかお大事に。

本記事にリアクションいただいたファジサポの方のプレビューです。この記事と対で読むと全体わかるかもしれない。しかしSPORTERIAで書くとこういう風になるんだなー。

岡山について

充実したスカッド

岡山の特徴はなんといっても充実したスカッド。後衛にバイス、前衛にミッチェルデュークとボールを守って起点を作れる重量級選手を置いて、若手ベテランともども元気のいい中盤とチアゴアウベス、ハンイグォンなど個で違いの作れるアタッカーも擁し、「守り切ってスピーディーにワンチャン勝負」を局面+90分の使い方レベルで計画的に実行できるチーム。

戦術的でありながら個の強さを活かしたアタックはわかっていても防ぎづらい。
しかも、こういうサッカーだと選手伸びるよね。

期限付移籍も活用する中堅育成クラブとしてのあり方とJ2勝ち抜くためのチャレンジ双方が違和感なく共存する、なんというか哲学のある好チームだなという印象です。

編成面の難しさが課題に直結しているゼルビアからすると正直うらやましいです。。
起用する選手のタイプに違いはあるだろうけど、来年以降、将来に向けてはこういうチーム作りができるようにならないと、リーグで安定した実力が出せるチームにはなかなかなっていけないだろうなと思う。

守備54ブロックからのスピーディな攻撃

守備時541で守り切ってボールを回収したら前線に早めに入れて、起点を作って中盤から全体が攻め上がる設計。攻撃時のボール保持での攻撃時は、DFラインの動き含めた全体像を追えていないのですが、横浜FC戦など見る限り442の攻め上がり方に近いオーソドックスなスタイルを感じます。

攻守に佐野航大の要所要所での神出鬼没ぶりが極めて目立ちますね。
海舟離脱がマジ痛い。どこでもボールを奪って前に推進する海舟と、今の佐野航大との兄弟対決は是非是非見たかった。今期前半の固定スタメンの弊害でJ2にとってレベルでもったいない機会損失だと思う。。

とにかく硬い

守りに入った時の54ブロックはとにかく硬い。
実際、ここ5試合のハイライト見る限り、守備網を破壊した形での失点はほぼなかった印象。

一方で自チームが攻めがかりに入っているところを奪われ、一気にピンチとなるケースはある模様。横浜FC戦の敵陣コーナーキックの跳ね返しから一気にロングカウンターを決め切った得点が象徴的。

それにしても全力の守備戻りは来ますし、攻撃時も守備密度をギリギリまで高い状態を保つ、危機管理能力の高いチームなので、岡山の攻めを奪った後のカウンターの発動そのものがそこまで簡単ではないはずです。

危険を察知するとバイスも前に出てくるので、その出てきたさらに裏を取りたい、というのがゼルビア側の狙いになりそうです。

町田視点での攻略

近距離の連携とゴール前の個で隙を突く

ブロック守備の堅固さはちょっと呆れるほどの高さがあるため、「パスワークでほどく」のはなかなか簡単ではなさそうです。横浜FCですら、打開には至っていなかったですから。

ゴールを守る意識の高いため、人の動きにはきっちり妨害が入ってくる。きっちり妨害に入ってくることを利用して、相手を引き寄せて隙を作り。狭い距離感でのダイレクトパス連携、またはゴール前の個でゴールを落としたい。

瞬間的な動きで相手守備者とのリズムを崩せるアーリアや平戸あたりに期待したいところ。昨年のアウェイでの平戸アーリアの得点のイメージ。

セットプレイくずれからのゴール

岡山は大型の選手も多く、簡単なクロスでの得点はなかなか難しい相手。
でも、今年ホーム岡山戦での太田ゴールのようなセットプレイくずれの得点はあり得る気がします。

この時はこぼれ球からの太田でしたが、コーナーキックをニアに入った選手がすらす、又はゴール前での競り合いで後ろに落として高江安井のフィニッシュもあり得そう。

サイド攻撃はグッと切り込んでマイナスの速いボール

サイド攻撃はタッチライン際を内側に切り込む動きも入れたい。ペナルティエリア手前からマイナスのクロスを、低く速いボールで入れる。

人数厚めの岡山最終ラインに対してゴール方向に走っての守備を強いれば、ゴール前は混戦になり、PK獲得やオウンゴールもあり得る。

平河がいるなら絶対取り入れたい。ていうかいて。。

まとめ

岡山の監督は木山監督なので、町田ストロングを消しにかかってくる可能性は高いでしょう。
町田が嫌がる戦い方というと、少し引き気味のハードプレスからのカウンター…というと、結局どう際を制するかで決まる接戦は免れないのかも。(今回プレビュー書く上で岡山の試合見ている間で薄々感じていましたが)

いよいよ消化日程数の差が順位決定に大きく影響する中、プレイオフ戦線を生き残るため、町田にできることは、ただ勝つのみ。

台風だ豪雨だと、なんだか落ち着かない中で突入してした年終盤ですが、心一つに、勝ち切りましょう。共闘!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?