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Aqours 3rdソロ楽曲総評&最終順位発表!

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 今回は昨年7月13日のnoteで公開した「Aqours 3rdソロアルバムダービー」の結果発表です。

 「Aqours 3rdソロアルバムダービー」とは「LoveLive! Sunshine!! Third Solo Concert Album ~THE STORY OF "OVER THE RAINBOW"~」シリーズのアルバムにそれぞれ収録されたソロ新曲をひだまりPの独断により勝手にランク付けしたものになります。


~Aqours 3rdソロアルバムダービー最終結果~

順位
1位 ②桜内梨子(水面にピアノ)
2位 ④黒澤ダイヤ(Pure heart Pure wish)
3位 ⑨黒澤ルビィ(アイコトバ)
4位 ⑤渡辺曜(海空のオーロラ)
5位 ⑦国木田花丸(TSUBOMI SEASON)
6位 ⑥津島善子(MABOROSHI wing)
7位 ⑧小原鞠莉(また君に会うんだ)
8位 ③松浦果南(センチメンタルレモネード)
9位 ①高海千歌(ナミオトリフレイン)

総評

 Aqours 3rdソロアルバムは前回1位の桜内梨子がまたトップ逃げ切りとなった。っていうか終わってみれば第1位ようようりこりこじゃねーか。順当過ぎる。

 ちなみにひだまりPの予想は以下でした。

 かすりもしねぇ。

 ボンクラもいいとこじゃねえか。まぁ前回結果が梨子-善子-鞠莉とか言うギルキス三連単の大波乱でしたからね。桜内が2連続で来ることはないと読んでいましたが見事に裏切られました。

 ちなみにダイヤに賭けなかったのはラブライブ!に関する予想を当てたことがほぼ無いひだまりPが敢えて賭けないことで逆説的にダイヤの名曲が来るのではないか?という読みだったんですが、恐ろしいことにこれは的中しましたね。お前は一生ダイヤの馬券を買うな。

 しかしそんなダイルビの爆発も際どく梨子に抑えられました。まぁ、これはだって反則というか…ほぼ禁じ手じゃん。

 それでは、各ソロ楽曲の簡単な紹介をしていきたいと思います。

②桜内梨子 - 水面にピアノ

 はい「やった」。お前マジでやりやがったな。「また」じゃん。

 前回の「Love Spiral Tower」は全ラブライバーが「梨子ちゃんはエロい」とうっすら認識していることを利用したいわば不意打ち的な楽曲で、ソロ1,2曲目は比較的地味な曲だったことを活かした緩急もあってそのまま第2回ソロダービー優勝をかっさらって行ったんですがこれは。

 いやもう、はっきり言いますけど。「一人WATER BLUE NEW WORLD」じゃん。そんな手あんのかよ。お前「想いよひとつになれ」も持っていったくせにこっちも掻っ攫おうとしてんの!?まーた曜ちゃんがもしもピアノが弾けたなら歌っちゃうじゃん。

 そういうレギュ違反の疑いはありつつも、実際これド名曲です。なんならAqoursの全ソロ楽曲の中でも突然GIRLに匹敵するレベル。いや、追いつけ追い越せか…?

 「Pianoforte Monologue」「PURE PHRASE」もまあ梨子ちゃんっぽい歌詞だったと思うんですけど、そうなると結構穏やかな曲調になるじゃないですか。「水面にピアノ」はそこにWATER BLUE NEW WORLDの「激しさ」を乗せてきたのがヤバい。歌詞だけを見るなら、まぁ梨子ちゃんのキャラソンだよねって感じではあるんですけど、そこに込められた激情が凄い。

 例えば「Pianoforte Monologue」の歌詞で「あなたを音で抱きしめたいの」ってフレーズがあるじゃないですか。そして「水面にピアノ」には「その歌にみんなの声 重なり広がってく」って歌詞が登場するんですけど、ここから感じられるのは梨子ちゃんの「Aqoursの音楽担当」としての矜持ですよね。これが尊いのよ。「尊い」とかオタクみたいな事言っちゃった。いやでもこれは、原義の「尊さ」です。尊(たっと)ぶの方です。

 梨子ちゃんはAqoursの中でもあんまり自己主張が強い方じゃないですけど、それは「アイドル」としてであって、「音楽」に関してはこの女は絶対退かない決意というか、Aqoursという日本一のスクールアイドルを背負って立つという矜持を秘めているんですよ。

 「WATER BLUE NEW WORLD」は、ラブライブ!サンシャイン!!の物語で千歌が憧れて背中を追いかけてきたμ'sとの「決別」の歌であるとひだまりPはブログで語っていました。
 跡を濁さず飛び立つことを良しとしたμ'sに対して「Aqours」はたとえバラバラに飛び立ってもずっと”ここ”に残るというテーマがあると。

 そのテーマは本曲の「愛しい物語を奏で続けよう」というフレーズにも表れています。だからこそ「WATER BLUE NEW WORLD」を一人で背負って歌っているんですよ、この女は。

 ということで、「ここにいる私がAqoursの主役、桜内梨子だ」。

 「水面にピアノ」、完全にスタァライトです。


④黒澤ダイヤ - Pure heart Pure wish

わ た く し も ♡

 ダイヤのアイドルソングがやっっっと来た!!!

 ダイヤ推しのひだまりPとしても2位という結果は流石に遺憾。とは言え「水面にピアノ」はなんぼ何でも強すぎました。相手が悪すぎる。藤井聡太には勝てんて。

 まぁやっぱりね、ダイヤさんの可愛いアイドルソングが欲しいと、ひだまりPはそれを一日千歌の想いで待ち望んでいたんですよ。

 これほんと丁寧な仕事で、アニメのダイヤさんがアイドルオタクの謎キャラにされた事ひだまりPは今でも恨んでるじゃないですか。でもこれは原作のアイドル興味無しダイヤでも、アニメのドルオタダイヤでも両方ちゃんと意味が通るようにちゃんとダイヤさんの「芯」を捉えてるんですよね。

 例えば「始めたいから始めてる人たちを羨むより わたくしも大好きを追いかけましょう」ってフレーズとか、別にダイヤさんがドルオタだった世界線じゃなくても筋が通るというかむしろ「そっち」の方が良いまでありますよね。あとひだまりPね、一人称が「わたくし」のキャラが歌詞中でも「わたくし」って言ってるの超好き。ラブライブ!スーパースター!!のSolo Live!が出たら葉月恋ソロ「私のSymphony」は絶対「わたくしのSymphony
」って歌って欲しい。
まぁ、それはどうでもいいんですけど。

 あとやっぱりダイヤらしさを感じるのはCメロの「生まれたのは決心?それとも自戒のようなもの?」だったんですけど、ここは「自戒」じゃなくて「誓い」って言ってるみたいです。まーた切ない時代があったのだろう(SKY JOURNEYの空耳)じゃん…ひだまりPは「自戒」でも良かったと思います。何なら「十戒」でも良いです。何の話だよ。


⑨黒澤ルビィ - アイコトバ

 シンプルに。いいじゃん

 「大好きを追いかける」ってフレーズが姉のダイヤと共通になってるのが良いですよね。この2人は最初のソロ曲も「色」の名前を冠したラブソングという共通点があったんですけど、今回は「大好きを追いかける」ことを始めようとするダイヤに対して、ルビィの曲は「応援歌」になっているという対比が好きですね。
 奇しくもちょうどラブライブ!の公式Youtubeでは歴代1位の圧倒的再生数を誇るルビィの「コットンキャンディえいえいおー!」を、ダイヤと初音ミクのコンビが4位で追いかけているという構図になっています。

 サビの「みんな勇気が大事だって知ってる ときどき迷うけど知ってる」ってフレーズがリズミカルで単純に好きですね。
 「がんばルビィ」というフレーズは元々はルビィ役の降幡愛さんの考案ですがアニメ等でもルビィの決めセリフとして定着し、ルビィの「アイコトバ」としては誰も異を唱えないところでしょう。「ブッブーですわ」とか言う姉はいないですけどね。そんな「がんばルビィ!」の決めセリフを前面に出した完全な「キャラソン」ではありながら、曲としてはいかにもポップス感のある大衆的なテイストを出しているのが高評価でした。


⑤渡辺曜 - 海空のオーロラ

 「海空のオーロラ」って何て読むんでしょうね。「うみぞら」?「みそら」?

 は?「海空(あお)」!!?!?!?!!??!?

 膣内○精感謝(ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ)ますっ!!!!

 ということで、「海空(あお)のオーロラ」らしいです。ひだまりP、ガチで今知りましたね。

 これはぶっちゃけトークなんですが今回のソロは1~3位が圧倒的で、4~6位はかなりダンゴでしたね、ひだまりP的には。

 さて「海空のオーロラ」。イントロが完全にゲームボーイアドバンス時代のポケモンの波乗りBGMなんですが、全体的にゲームミュージック風の趣がありますよね。最後金曜ロードショーで終わってるし。

 これ聴いてて思ったのは梨子ちゃんのソロとテーマが似てると思うんですよね。さっきも書いたようなWATER BLUE NEW WORLD的概念ですけど、曜ちゃんは割と旅立っていく側のイメージがあったのでそこは意外っちゃ意外かもしれません。「灯台」って言ってるわけですからね。

 逆に言うとこれはもう曜ちゃんとか梨子ちゃんと言うよりも、「JIMO-AI Dash!」に代表されるような「みんな帰る場所はここだからね」の概念がAqoursそのものを形成しているのかもしれません。世界の中心で愛を叫べ。

 あとラスサビのハモりはほんとに好き。Aqoursのトップシンガーですからね、朱夏ちゃん。


⑦国木田花丸 - TSUBOMI SEASON

(なぜかマルだけAmazonにジャケット登録されてませんでした。イジメか?)

 っていうか、すいませんあの………

 福山雅治さんですか?

 流石に平成初期のJ-POP感出しすぎじゃない?まぁそれを言ったら「1STAR」はルビィのミスチルだったわけなんですけど、曜のポルノグラフィティもやって欲しいけどな俺もな。

 もう歌いだしの「遠くへ」が渋すぎるんだよ。ライブで聴いたらここで笑うかもしれない。あまりにも福山雅治だから名前の「花」丸に対して「蕾」になっているというシンプルな事も全然気づけなかった。

 とは言ったけどひだまりPはこれ全然好きですよ。あとこの曲調を「花丸」を維持したまま曲のテイストを変えずに歌えるきんちゃん兄貴はすごいと思う。イケ丸いいゾ~これ。

 いつかルビちゃんみたいに可愛い笑顔で。


⑥津島善子 - MABOROSHI wing

 3rdソロアルバムのジャケットがそれぞれの2ndに収録されたソロ楽曲の衣装になっているの、ひだまりPはぶっちゃけ果南の衣装に思いっきり「RUN KAKERU RUN」って明記してあるのを見るまで気づけなかったですね。あと鞠莉も曲名が書いてありますが、ヨハネの「迷冥探偵ヨハネ」衣装で小道具のモノクルがあるのすごい良いですよね。

 さてこれ、歌詞中にも「幻日」って入っているので完っ全にただ今放送中の「幻日のヨハネ」を意識していますよね。「天使だっけ?堕天使だっけ?」のパートとかでちょっと電波ソング感を演出してくるのもいつものヨハネ。
 他メンバーはだいたいコンセプトを色々振ってくる一方でヨハネは堕天使一本で勝負している印象ですが、まぁでもそれが功を奏してスピンオフアニメの主人公というポジションを勝ち取ったわけですからね。まぁルビィはアニメ2期の実質主人公でしたし花丸はマルのヨンコマ主人公だからある意味1年生トリオは全員主人公ポジションに収まったことがあるわけですが…

 いつものヨハネでした。グリフィンドール!


⑧小原鞠莉 - また君に会うんだ

 また君~にィ~~~~~~~~♪

 全体的な感想なんですけど、今回のソロって3年生組は「旅立ち」や「始まること」をテーマにしている一方で、1,2年生は「応援」や「ここで待っているよ」というテーマを持ってる曲が多くないですか?そうなるとやっぱりBrightest Melody的な文脈を感じずにいられないですね。

 まぁあいにゃ兄貴に由来して鞠莉ちゃんの演歌適性については言うまでもないところではありますね。そこはそうではあるんだけど、鞠莉ちゃんってやっぱこう本来の天真爛漫な面をもっと推して欲しいなと思うところはあります。結構アニメ以降鞠莉ちゃんは大人ポジションに描かれがちな部分はあると思ってて、本当はAqoursで一番の巨乳なのにおっぱいイメージがあんまり無いのもその辺に由来してる気がします。

 そういう意味でソロ曲の方向性としては「New winding road」「また君に会うんだ」路線よりも「Shiny Racers」「Love is all, I sing love is all!」路線を追求して欲しい、という個人的な思いはあります。


③松浦果南 - センチメンタルレモネード

 古きよき昭和アイドル感。当時はふりりんのソロ曲みたいって言われてましたね。

 ただひだまりP的には、ひだまりP的にはですよ。果南のイメージとはちょっと違うかな、と思いましたね。もっとね!とかRUN KAKERU RUNみたいなライブで出ない高音ハラスメント曲でアイドル感を出してくれる方が果南っぽいイメージではありました。

 「センチメンタルマンゴープリン ぷるんと揺れて」のセンスは好きですけどね。ただ今はそのセンスを鞠莉の方に振って欲しい。お前のおっぱいネタはもう十分見たのよ。キウイパパイヤマンゴーなのよ。

 そんなこんなです。


①高海千歌 - ナミオトリフレイン

お前チ○ポ切ったんか?

 スタァライトだったら首飛ばされてるぞ。センチメンタルみかんジュースじゃん。まーたこれだよ、何がOKAWARI Happy Life!だよ。お代わりしてねーじゃねえか!そのひまわりの衣装は飾りか???高海千歌、君は美しかったよ。学校が廃校になると分かっていても、愚かしく、がむしゃらに、輝きへ手を伸ばす姿が、美しかった。

 眩しかった──千歌ちゃんが!!!

 一応触れてはおくと、伊波杏樹さんが個人名義でリリースしているシングルのタイトルが「NamiotO」なんですよね。ひだまりPはあんちゃんカバーの「心の瞳」が聴きたいあまりファンクラブに入会してCDを買いました。今はサブスクでも聴けますね。

 それは全然良いですよ、「ナミオト」ってフレーズ自体は千歌ちゃんのイメージにも合ってるし、それ自体が声優由来だったとしても全然構わない。

 そういう事じゃなくて純粋に曲として弱いんですよね。まぁひだまりP、過去の千歌ちゃんのソロ曲順位も9位(One More Sunshine Story)-8位(Never giving up!)-7位(OKAWARI Happy Life!)とか言う酷い評価をしてしまったので、それが千歌ちゃんの心を曇らせてしまったのかもしれないです。ごめんね。アニメ2期のとき腐ったみかんとか言ってごめんね…アニメ2期の実質主人公はルビィだったとか言ってごめん…

参考:前回までの順位

第3回 Aqours 2ndソロアルバムダービー

1位 ②桜内梨子(Love Spiral Tower)
2位 ⑥津島善子(迷冥探偵ヨハネ)
3位 ⑧小原鞠莉(Love is all, I sing love is all!)
4位 ③松浦果南(RUN KAKERU RUN)
5位 ⑤渡辺曜(Paradise Chime)
6位 ⑦国木田花丸(やあ!行雲流水!?)
7位 ①高海千歌(OKAWARI Happy Life!)
8位 ⑨黒澤ルビィ(1STAR)
9位 ④黒澤ダイヤ(MOTTO-ZUTTO be with you)

第2回 Aqours 1stソロアルバムダービー

1位 ⑤渡辺曜(突然GIRL)
2位 ⑨黒澤ルビィ(コットンキャンディえいえいおー!)
3位 ③松浦果南(もっとね!)
4位 ⑦国木田花丸(あこがれランララン)
5位 ⑥津島善子(タテホコツバサ)
6位 ⑧小原鞠莉(Shiny Racers)
7位 ④黒澤ダイヤ(Perfect SEKAI)
8位 ①高海千歌(Never giving up!)
9位 ②桜内梨子(PURE PHRASE)

第1回 Aqoursアニメ2期BDソロ曲ダービー

1位 ⑤渡辺曜(Beginner's Sailing)
2位 ⑨黒澤ルビィ(RED GEM WINK)
3位 ⑦国木田花丸(おやすみなさん!)
4位 ⑥津島善子(in this unstable world)
5位 ④黒澤ダイヤ(WHITE FIRST LOVE)
6位 ③松浦果南(さかなかなんだか?)
7位 ②桜内梨子(Pianoforte Monologue)
8位 ⑧小原鞠莉(New winding road)
9位 ①高海千歌(One More Sunshine Story)

Aqours全曲ランキング(2021年7月31日現在)

 「Nameless Love Song」まで129曲のランキング。長いので前編後編に分かれます。各曲に簡単なレビューもあるので読んでみてね。

 更新は………そのうちします。

 …ところで、4thソロアルバムは出るんでしょうか。出して欲しいけどな俺もな。流石に現時点で情報無いってことは出ないか。まだユニットソロがあるだろどうして諦めるんだそこで!!!

 まぁ次のAqoursソロアルバムを楽しみにしつつ、メインブログでは現在放送中の「幻日のヨハネ」アニメ感想を隔週更新してるので是非そちらもよろしくね。

 それでは、よきラブライブを!

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