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【鉄印帳の旅#1 鹿島臨海鉄道】~茨城は魅力が少ない説を覆せ!~

こんにちは✋ ひだまり66です(*^_^*)
この4月で社会人生活も3年目に突入いたしました!
ド緊張で、慣れないネクタイをしながら抱負を語った入社式を鮮明に覚えていますが、あれから2年経ったのいうのは信じられない思いですね~
そんな2021年にはプライベートでも新たな挑戦をはじめました。
それが『鉄印を集めること』です🚋

※鉄印とは???※
第三セクター協会に加盟している全国40の鉄道会社が連携して、鉄道やその沿線の振興を目的に開始したローカル線バージョンの御朱印帳。

筆者の鉄印帳はスタンダードな紺色

鉄印コレクトにあたって筆者が大切にしていることは『その地域の文化に溶け込むような旅』
もちろん、対象の鉄道に1区間でも乗れば鉄印を購入する権利はルール上は得られます。しかし、個人的にはそれだけで地域の振興に貢献できるとはとても思えず、やっぱりその地のおいしいものを食べて、その地の名所を訪ねて、その地の人たちと触れ合ってようやく「旅」が形になると考えています。
本ブログのこのシリーズはこのコンセプトを大切にして、全国40のローカル線の魅力を読者のみなさんにお届けできたらと思っています( ^o^)ノ

さて、少し固めの挨拶になりましたが、記念すべき第1回は…
茨城県の鹿島臨海鉄道です🎊 出発進行!!

〈基本情報〉
路線名:鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
区間:水戸駅~鹿島サッカースタジアム駅(JR鹿島線 鹿島神宮駅まで直通)
車両:6000形・8000形
訪問日:2021年5月2日

筆者は埼玉県の川越付近に住んでいるので、まずは武蔵野線と常磐線を経由して北の始発駅である水戸駅を目指します👊

〈水戸駅 10:19→大洗駅 10:35〉
10:00にスタート地点の水戸駅に到着しましたーー(ここまでで移動時間は3時間弱www)
ここからは鉄印が購入できる大洗駅を目指して進みます。Let's Go!

クリーニング店のラッピングが施された6000形

鹿島臨海鉄道は全線非電化の路線なので1~2両のディーゼルカーで運行されています。水戸駅では特急ひたち・ときわや上野方面から来る普通列車の一部は10両編成で運転されているので、一番端のホームでディーゼル音を響かせながらポツンと佇んでいる姿はなんとも愛おしいですね😊

〈大洗散策〉
大洗駅到着後は、まず本日の最大のミッションである鉄印を購入します!
鉄印は同駅の売店で扱っているとのことだったので、そこで記念すべき1つ目の鉄印ゲットだぜ!!

鹿島臨海鉄道の鉄印(アライッペver)

初回にしていきなり、通常版ではなく「ご当地キャラクターバージョン」を購入してしまいました…😓
だって、この何とも言えない顔が可愛らしくて…^_^;
どうやら身体は大洗の特産「シラス」、鼻は「ハマグリ」、尻尾は潮干狩りで使う「熊手」になっているんだとか笑

大洗駅前

まだ、10時台ですがここからはランチに向かいます!
え?早過ぎないかって?
実は今回ランチで狙っているお店は開店前から人が並ぶという地元の名店だそうで、ネタも無くなり次第終了なので早めに行って並ぶのが得策でしょう(^_^)
駅から徒歩20分もの距離なので、お店の前に着いたのは開店30分前の11時頃でしたが、路地裏にひっそりと佇む店の入口には既に5~6組並んでいます。
さすが、テレビで紹介されたこともあるお店🏠
コロナ禍ではありましたが、GWということで筆者の後ろにも続々と人が並んでいきます(゚Д゚;)
てか、完全に服装間違えてしまったんですよね…
5月だからとか言ってYシャツ1枚にデニムの上下なんていう薄着で来たら、気温12℃+雨&海沿いということでとても寒く、鼻をすすりながら30分待機したので、時間の経過が凄く長く感じたのを思い出しましたー笑

大洗の海鮮料理店 ちゅう心 (←食べログ飛べます)

冷え切った身体に温かいお茶と味噌汁サイコー!
おふざけコメントはこれくらいにしてメインの魚の感想に移ります(_ _)
何と言っても取れたてのお魚ですのでどれも美味しいに違いないのですが、個人的にはエビが美味しかったですね~😚
実は普段あまりエビを好んで食べる方ではないのですが、ここのエビは歯ごたえがあるというよりは、とろけるような食感で食べることができました🐠
今回は時間と予算の関係で本当の名物「あんこう鍋」には手が届きませんでしたが、次回は絶対に食べたいです!!

ところで、大洗と言えばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?一番多いのは北海道の苫小牧に行くフェリーでしょうか?それとも、アニメ好きの人だったらガールズ&パンツァー?家族連れなら大洗アクアワールド?
どれも魅力的ですね~(とか言っておきながら「ガルパン」知りませんでした…😅)
そんな中で呑み鉄の筆者が向かった先は…

大洗の銘酒 月の井酒造(←公式HP飛べます)

酒蔵です!笑
残念ながら、コロナの関係でこの時期は全く試飲ができませんでしたが、お酒ひとつひとつの説明を読みながらなんとなく味を想像して、新ブランドとして紹介されていた『彦市』の純米吟醸酒を1本購入しました🍶
米は全て大洗産を使用していて、全国的にも希少な越神楽で醸しているそうなので、本当に大洗の地で育ったお酒なんですね~😚
実際に帰宅後に呑んでみると、純米吟醸酒ですがまるで純米大吟醸酒のようなすっきりとした味わいで、日本酒ナビゲーターの資格を持つ筆者からすると、お魚のみならずチーズなどの濃いめの味ともいいマリアージュになりそな感じ…(やってないけど笑)
しかも近隣の鉾田市はいちごの生産が有名だそうでいちご酒も購入したので、720ml×2を背負って1.5km先の大洗駅に戻ります💼

街のあちこちにガルパンのポスターが笑
レトロな駅名標とローカル線にしては本数もまあまあな時刻表

〈大洗 13:37→鹿島神宮 14:34〉
ちょっとマニアックな楽しみ方をした大洗駅を後にして、このまま終着の鹿島神宮駅を目指します!
臨海鉄道という名ですが、車窓はオーシャンビューではなく田園風景が中心で漁業のみならず、農業も盛んなのが伺えますね~🌾
やがて列車は「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」に到着! 日本屈指の長駅名としても有名な駅です🌊
今は日本一の座は譲ってしまいましたが…
そして何と言っても乗り鉄には堪らない光景がこちら!!

路線の終点駅を通過???

そうなんです。実は鹿島臨海鉄道は水戸から鹿島サッカースタジアム駅を結ぶ路線ですが、肝心の鹿島サッカースタジアム駅はサッカーが開催される日にだけ営業する臨時駅となっていて、通常日は全列車が終着駅を通過してJR鹿島線の鹿島神宮駅にひと駅だけ直通するという全国的にも珍しい光景が見られます🚉
普通はあり得ない光景に筆者も興奮を隠せません…(゚Д゚;)

そうして終点のJR鹿島神宮駅に到着しました!

見晴らしが良い駅前(車両もガルパンwww)

〈鹿島神宮参拝〉
ここまで来たら、もちろん鹿島神宮に参拝して帰ります🙏
駅名・神社は「島」なのに、市は「嶋」っていうのも面白いですね。というのも鹿島市は佐賀県に存在していたので、仕方なく鹿嶋市にしたとか笑

コロナ禍でも賑わいを見せている鹿島神宮
本殿までは森林を歩く

神様の前ですがひとつだけ言わせてください。
「雨上がりの泥道は靴が汚れます笑」

途中にはきれいな藤が咲いています

ちなみにここでは、これからの鉄印旅の安全も祈願して「鹿島立守」という旅行守りを購入しました!🐈
境内には実際に鹿も何頭かいたので、ここの守り神なのですね~
40個全部クリアしたらお礼参りに来たいと思います。(それまで効力があると信じて)

さあ、16時半を過ぎて参拝客をまばらになってきたところで埼玉県民も帰ります👟
ここからは鹿島線・成田線を使って成田・我孫子経由で武蔵野線へと戻ります。

この鉄印シリーズでは最後に筆者なりにその路線を川柳で表現してみたいと思います✎

水田に ディーゼル響く 鹿島灘

いかがでしたか?
今回は行けませんでしたが、鹿島臨海鉄道沿線にはほかにも大洗神社、涸沼、海水浴場などまだまだ見所がたくさんあります!
茨城は魅力が少ない?それは嘘ですね笑
鹿島地区だけでもこんなにあるのですから(*^_^*)

鉄印制覇まであと39社!

🚋それではまたお会いしましょう🚋