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買いたい物が街に売ってない!

スニーカーを買う決断をした。一周回ってNBに戻る。まずは米沢市で一番商品の在庫が多そうな店舗に行く。NBは多く扱っていたが私が欲しいモデルは一足も置いていない! なんてこった、サイズ合わせもできないのだ。そのまま近くの靴屋さんに行くも同じ。結局5店舗に足を運んだが、どこにも置いていなかった。

私は変わり者だから欲しい物が人と被りにくい。本なんかは顕著だ。専門書が地方の書店に置いていないのは仕方ないところだが、スニーカーまでもか…。特別限定モデルが欲しいわけでもなく定番中の定番なのにね。

サイズが曖昧なのに注文なんてできない。仕方なく米沢市で購入するのは諦めた。だからか~ 休日の仙台行きの高速バスに10代や20代の若者たちがわんさか乗っている理由が分かった気がした。私もそんなこんなでツーリングも兼ねて仙台に出向いた。高速道路を使わず仙台駅前まで1時間半で行けるルートで。

早速工場直結の店舗に。おぉ~ 当たり前だがNBのシューズしかない。「ここなら大丈夫!」と安堵したものの次第に気持ちが不安に傾いてきた。各モデルの下にシューズ箱が陳列されているサイズをチェックするが・・・無い。そう、私の足のサイズがポッカリ抜けている。26.0cmや26.5cmなんかはダブって置いてあるのに25.0cmや25.5cmが極端に少ない

ダメもとで店員さんに在庫を訊いてみるも無いとのこと。理由としてそのサイズは元々男性にとって割合は少ないが、最近は女性の足が大きくなってきているので被ってしまうのではと。なんと!私のライバルは女性だったのか。結局、仙台まで行って手ぶらで帰ってきた。

リアル店舗の勝機

頻繁に仙台へ行くわけではないのでネットで注文し後日受け取った。こうやってリアル店舗での買い物が減っていくんだなぁ。ネットの弱点は商品を手にしたときの感動が弱いこと。「これ欲しい!」と気持ちがピークになっているときに手に入れた満足感はネットでは味わえない。

これが中身を知らないプレゼントなら別。遠く離れた地に住む親戚から届く誕生日プレゼントなら子どもの眼はキラキラ輝くものだ。だから配達員の方
は物を運ぶだけではなく同時に幸せも運んでいる

物流業界の2024年問題が取り沙汰されているが今後どうなるのだろう? 配達員とエンドユーザーである我々が『win-win』となれば理想だけれど。何となく配達員の給料が下がり、更に配達日が1日遅れるという『lose-lose』の関係性になりそうな予感がプンプンするぞ。もしかしたら配達コストの上昇によってネットとリアルの価格差が無くなってリアル店舗に勝機が来るかも。

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