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マットレスの買い替えで超快適な睡眠を手に入れた

17年使用したマットレスを新調して1カ月が経った。毎日寝ているとヘタった感覚は分からないものだ。私の場合、寝返りしたときに上半身と下半身の動きにタイムラグがあるのを昨年から薄々感じていた。「いよいよ買い替えだな~」と考えながら雪解けを待ってショールームへ。

まだ寒かったが寝間着に近い薄着の格好でベッドコーナーへ。あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ。ふむふむ、メーカーによって寝心地が全然違う。あるマットレスは5分くらい寝ているだけで腰の筋肉が硬くなっていくのを感じる。じゃあこのマットレスが商品として悪いかというとそうではない。身長や体重が同じ人でも骨格は別人。寝たときに脊柱がストレートになるのが理想だとして、その状態に近づけるマットレスの硬さは当然異なるものだ。

どんな商品でも“良い・悪い”ではなく“合う・合わない”と考えて。だからAさんが「これで快眠になった」と言ってもBさんに合うとは限らない。巷にある「今のマットレスに敷くだけ」の商品は所詮ソフトをイジっているだけ。ハードであるマットレスを替えないと根本的な改善にならない。

収納を捨てる覚悟はあるか?

どんなマットレスを選ぼうと自由だが外せないアイテムがある。それはボックススプリング。ダブルクッションと呼ぶこともある。多くの高級ホテルで採用されている。画像のようなマットレスの下に敷く茶色のスプリング。

マットレスだけでも快適だがボックススプリングを足すことで更に上の快眠へ導ける。私は体重が軽くなる感覚になった。寝返りするのに余計な力がいらなくなる。上のマットレスが受けた体圧を下のボックススプリングへ逃がし分散してくれる。それに通気性がよくマットレス自体の耐久性も上がる。

体調がいい日はカラダも軽い。でも、決して体重が軽くなったわけではないよね。体調の良し悪しに関わらず血液の総量は変わらないから。血流がいい日は重さを感じないが停滞するとダルオモになる。局所的に溜まるから重さを感じる。それをいかに分散させるかが鍵となる。整体と似ているね。停滞と分散では8時間後のカラダに差が出るのは当然。

ただし、何かを得れば何かを失う。ボックススプリングを採用すればベッド下の収納を諦めることになる。そして私は読書時間も失った。今までは寝る前に30分の時間を作っていたが、横になると体圧分散で力が抜けて睡魔がすぐ襲ってくる。ときには数ページで眠りに墜ちてしまう。お陰で積ん読(つんどく)がどんどん重なっていく(笑)。

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