見出し画像

クルマで行けるHAWAII

ここは“ワイキキ”ビーチか? いやいや、ニッポンの“イワキ”である。そこでは暫し外国に行った気分を味あわせてもらった。何せ見渡す限りノーマスクの人!人!!人!!! スタッフ以外は皆んな。それもそのはず、プールでマスクして泳いでいたら死んじゃうからね。

春休みの平日を舐めてたぜ。こんなに混むとは。これが土日だったら・・・と想像するのも怖い怖い。うちの子は身長が足りなくてウォータースライダーに乗れなかったが、乗れたとしても待ち時間だけで疲れそうな感じ。全アトラクションを満喫したかったら、これはもう学校休ませて普通の平日に来るしかないね。

注意書きはちゃんと読もう

水着に着替えたらまずは浮き輪の空気入れ。何カ所かプールサイドに備え付けられていた。そこには「空気の入れすぎに注意」と書かれていたが、すぐにその意味を知ることに。真後ろで銃声のような乾いた破裂音が響く! 振り向くと真新しい浮き輪が無惨な姿に…。半日泳いでいると最低でも6人が犠牲になったようだ。何一つハワイアンズは悪くない。浮き輪の裏にも書いている。「空気圧は外側にシワが少し寄っているくらいでちょうどいい」と。

これが海水浴だったら「お父さ~ん、ま~だ?」「もうちょっとー」と言いながら、その横で汗をかきかき必死にフットポンプを踏んづけている世の父親像が容易に想像できるだろう。ハワイアンズではそんなやり取りが一つも聞こえない。一般的な大きさの浮き輪なら約3秒で膨らむ優れものだから。その代わり「あ~あ」という落胆の声が時々聞こえてくる。浮き輪をオジャンにして終わりではなく、その後レンタルなり購入という余計な出費が絡むからね。ファイトだ! 若きお父さんたちよ。

ショーに集中できない

ハワイアンズには一日数回フラガールやファイヤーダンスのショーがある。この春休みには「ハッピードリームサーカス」のショーも観られた。サーカスの演者たちはその後フラガールのショーを観覧していた。同じエンターテインメントの世界にいる者同士、通じ合うものがあるんだろうなぁ。

私は職業柄カラダの動きを分析してしまう癖がある。だからショーの内容はほぼ頭に入っていない。足や手の細かい動きなど一流の人から学ぶべきことは多いものだ。シバオラの人の足裏はどうなっているのか? なぜ直接火を当てても火傷しないんだ? 私は約1カ月水ぶくれで苦しんだぞ。

たまに脱線して「フラガールの髪はウィッグなんだろうな」とか考えてしまう。まさか腰まで髪が伸びないとデビューできないなんてないだろうし。そして誰も日焼けしているフラガールはいない。外反母趾のダンサーもいない。

「タヒチの踊り」の衣装にも疑問を持った。あれだけのフラガールを集めたらバストサイズに違いはあるだろう。まさか同じ衣装ってことはないよね? よく見ると確かにカップの大きさが異なっていた。ということは使いまわしではなくMy衣装として用意しているのかな。

ソロのダンサーはあれだけシェイプアップして激しく踊っているのにシックスパックは確認できない。これはこれでコントロールが難しいはず。女性でもストイックにトレーニングすれば腹筋は割れるから。フラガールで割れているとドン引きされるからだろうか? もし、これらのことまで考えて練習・食事をされているとしたらやはり超一流なのである。いつかは全ての疑問を解決してショーを純粋に楽しみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?