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ボルテックスジェネレーターを知ってるかい?

私は初耳だった。わずか数百円の投資で燃費改善や直進安定性が増す優れもの。最近では新型ノア/ヴォクシーに標準で採用されている。トヨタは「エアロスタビライジングフィン」と名付けている。背の高いミニバン等にはより効果的なようだ。

簡単な例えとして卓球ボールとゴルフボールの違いがある。何の凹凸もないツルッとした卓球ボールと表面にディンプルが彫り込まれたゴルフボール。どちらが遠くまで飛ばせるかは比べるまでもない。乱流を発生させたほうが真っ直ぐに、そして遠くへ飛ぶ。究極の空力乗り物である飛行機の翼にも当然採用されている。その乱流を敢えて発生させるアイテムである。

今年キャンピングカーを購入した方から詳しく聞いた。トラックがベースで小回りが利くようにわりとホイールベースは短いのだそうな。そのせいか今までの乗用車タイプより高速道路での直進安定性が落ちてしまった。その問題を解決すべく調べていたらボルテックスジェネレーターに行きついたと。

費用対効果バツグン!

問題解決のために取り付けた位置はリア。半信半疑で高速道路に繰り出そうと国道を走っていると既に60km/hの速度でも体感できたそうな。「あれっ!? 風切り音が明らかに静かになったしリアタイヤが路面にしっかり食いついている気がする」それは高速に乗ってからも続く。

慣らし運転でスピードを出せない中、右から大型トラックに追い抜かれた。今までならその風圧で嫌な感じがハンドルに伝わっていたのに安定してる! 試しにいつもより素早く車線変更してみると「おぉ リアが暴れない!」 それだけにとどまらず給油して燃費を測ったら2km/Lも改善していたと。

いいこと尽くめに聞こえるボルテックスジェネレーターである。難点が一つあるとすれば見た目。トヨタのように標準で採用していれば違和感ない。後から付けると細かい人は気になるかな~ その条件さえ飲めば問題ない。

私は上記の話を聞いてすぐにアクションを起こした。10cmの等間隔がベストということで純正リアスポイラーのサイズを測ると12個必要。なるだけ色の違和感をなくすためボディと同色のタッチペンでペタペタと塗る。そして、しっかりと脱脂してから両面テープで貼る。「まるで標準装着のような♪」とまではならなかった(笑)が納得ライン。下は1週間経過したあとの画像。汚れた状態で申し訳ない。春はいろんなものが浮遊しているな~

プラシーボ効果にならないよう同じ道路を同じスピードで走ってみる。元々風切り音は気にならないので違いは分からず。一番違いが分かったのは直進安定性。私の車も箱型。これかっ! 確かにこれはプラシーボではないね。高速に乗らなくても体感できるってすごいな~ 大満足である。

私は整体業、上記の方は超感覚系のお仕事。日頃から丁寧にカラダを使っていると効果は体感できるはず。家の中で歩いていて足音が静かだったり、グラスをテーブルにコトッと最小の音で置けるような人は分かると思う。

燃費はまだ計測していない。まだ取り付けてから1週間だし昨日夏タイヤに交換しちゃったので分からなくなった(笑)。“お彼岸荒れ”という言葉を忘れている米沢人がここにいる。いつも通りの走り方をしていればまぁ悪くなることはないだろう。毎度計算しているので昨年比で判明するさ~

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