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『継続は力なり』の根底には「楽しさ」が必要

昨年末に学校で行われた『標準学力調査』
小6と中3だけが行う『全国学力・学習状況調査』とは別モノ。

私は結果のデータを持っていないのでチラッと関係者から聞いただけ。どうも米沢市内の小学校すべてで全国平均以下だったそうな…。「これは由々しき事態じゃ!」と思う方はどれほどいらっしゃるでしょう。私のような保護者目線では米沢市の順位なんて全然気にしていない(笑)。

1円玉の よこの ながさは 2(    )です。
(    )に あてはまる たんいを つぎの 1,2から 1つ えらび、ばんごうを ▢の 中に かきましょう。
1. mm   2. cm

国語は問題なかったが、算数のこの問いを我が子はまさかの誤回答。昔の私もこうだったから、見た瞬間苦笑してしまう。早とちりというか勘違いというか…。まぁ満点で天狗になるよりいいや。


個人的に知りたいのは平均に対して成績上位者が年間どれだけ本を読んでいるのか? 国語はもちろん算数でも読解力が求められる。「何を問われているのか?」が分からないと当然答えを導き出せないからね。読書量と成績が比例するのであれば対策は簡単だろう。

ただし、速読のように単に量を稼げばいいってもんじゃない。一部の天才を除いて速読をマスターするのは難しいこと。だから普通に読むスピードでのデータが知りたいね。

「切り抜き」では本質が見えない。芸能人の謝罪文でも全文読めば理解できるはずなのに、マスコミは切り抜いてわざと誤解を招くような記事をつくる。そんな情報に踊らされず自分で調べる癖をつくりたいね。

過去問を捨てる

ある私立高校の受験では昨年までの過去問が参考にならなかったそうな。そのせいかどうかは不明だが、市内で一番偏差値の高いところが久々の定員割れ。私立のテストが難しくて自信を失ったのかな。

学校別のテストはまだいい。全国統一テストになるとややこしくなる。教育委員会のプライドが邪魔するのか、石川県のように徹底的に過去問対策をさせてしまう。そこまでして全国一の称号が欲しいのか?

会社でいえば健康診断で社員全員の数値をオールクリアにする感じ。受診日から逆算して社員の口に入るものを徹底管理すれば、確かにいい数値になるだろう。でも、終わった途端いつもの怠惰な生活に戻るだけ。

どうせやるなら習慣化するまで。勉強も健康も一朝一夕では身につかない。『継続は力なり』そう、続けるには楽しさがないとね。勉強は「もっと知りたい」 運動は「もっと上手くなりたい」 という欲求がある。その過程で「楽しい」と思わせることができた指導者が一番だろう。結果はそこから自ずとついてくるものさ~



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