損して得取れ!
いやいや「リフト券が無料」なんてそんなオイシイ話があるわけ・・・あった!!
最初にその広告を見たときは完全に疑ってかかっていた。実際にスキー場を訪れてスマホ画面を見せるまで半信半疑だったからね。
昨日は平日だったが午前10時に着いた時点でゲレンデまで結構歩く距離に案内された。遠くは袖ケ浦・青森ナンバーもあった。それだけ魅力的なスキー場なのだろう。
一体リフト券を無料にしてどこから利益を得ているんだろう?
リフトの順番待ちをしながら観察してみた。「そっかー なるほどね~」若い世代はレンタルが多いのか。スキーやスノボをそこそこ良いもので一式揃えたら軽く10万円オーバー。それがレンタルなら数千円で遊べるわけだ。無料シャトルバスもあるし、手ぶらで行くことも可能。
それに動けば当然お腹が空く。若い世代はたくさん注文してくれるだろう。これら諸々の売上は誰も来なかったら0円。リフト代を無料にすることで来場するきっかけになるわけだね。今は燃料高騰で分からないが、一昔前はリフト乗ってから降りるまでの経費が約50円だった。だから半額にしても利益は十分に取れる。まさに損して得取れの考え方。
ただ、それだけではない。小さい子ども向けに無料レッスンも行っていた。これは「自分のところだけ儲かればいい」ではない。10代まで「スキー・スノボって楽しんだよ」と経験させると業界の将来に良い影響があるだろう。猪苗代スキー場ではそんな姿勢が垣間見れた。
多彩なコース
昨シーズンからスキーを始めたばかりの娘はまだ勘が残っていた。今シーズンはどこまで上達できるかな~ 何回か滑ってカラダが温まってきた頃に「上のほうに行ってみる?」と訊くとOK。いや~ 三ノ倉といい、福島県のスキー場は景色が抜群にいいね。昨日は天気にも恵まれて絶景だった。ここに関しては山形県負けてるぞ。
上のほうというのは非圧雪ゾーンで一度は体験させておきたかった。何度か転んで「ここ、なんか雪がモシャモシャしてる!」とお怒りの様子(笑)。何でも思い通りにならないことを経験することで課題が自分で見つけられるはずさ。それに加えて「なぜ下のコースは快適に滑られるか?」を考えさせ、表には見えないバーン・コンディションを保っている裏方のお仕事にも感謝できるように。
夕方4時近くまで滑ってクタクタ。今シーズン初滑りだった私も帰りの駐車場まで歩いていると、既に大腿四頭筋が筋肉痛になっていてショック。正月もアチコチ騒ぐので、それまでコンディション整えておかないとね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?