身長120cmの壁
春休みのハワイアンズから数カ月。少し身長が伸びてきたので、そろそろウォータースライダーに挑戦してみようではないかと画策してみた。家で身長を測ってみると117cm。僅かに規定の120cmに及ばない。ん~ なんとか誤差の範囲でイケたりしないだろうか?
チャレンジの舞台となったのは山形市の『馬見ケ崎プール ジャバ』
まずは屋外の渓流スライダーへ。並んで待っているとプールの中からオネーサンがやってきて「ちょっとこっち来て~」と学校の身体測定に使うような身長測定器へ誘導される。案の定、正攻法では敢え無くアウト。
何かいい方法はないだろうか? 昔の舞の海のように頭頂部にシリコンを埋める時間はない。こうなったら髪の毛をかき集めてお団子ヘアで帽子を被ればどうだろうか? 装いを改めて屋内のスパイラルスライダーに並んでみる。やはり「おいでおいで」と身体測定器へ誘導される。まぁここまでは想定内。ドキドキしながら見守っていると・・・測定バーがお団子を潰してしまった。「嗚呼~」「大きくなったらまた来てね」と優しくアウト。
よい子の皆んな、こういう姑息なマネは駄目だからね。このオッサンが悪いお手本となりました。潔く、よく食べ&よく寝て大きくなろう!
ウォータースライダーをしなかったので時間を泳ぎの練習に費やせた。結果的に浮き輪を使ってだが、全く進まないバタ足から自力で10mは泳げるようになった。子どもは飲み込みが早くて助かる。この感覚を来年まで記憶しておきたいね。
夏休み中のプール開放は今後望めない
他の自治体は分からないが、米沢市の小学校のプール開放はもうできなくなった。夏休みに家から自転車こいで友達とプール前で集合!という風物詩は今後見られなくなるだろう。表向きの理由はろ過装置の老朽化だが、本音は教職員の働き方改革。働き方ではなく「働かせない改革」だろう。生徒や保護者と接触を避ける。何かと責任を追い求める保護者が多くなったからね。
残念ながら娘と同じ学年の担任をしていた教員は、たった1カ月半で退職されてしまった。内容はここでは控えるが学園ドラマの世界だよ。そんなに自分の思い通りに教育をしたければ「ご自宅でご自由にどうぞ」 ネチネチと他人にちょっかい出せるくらいお暇なんでしょうから。
理想と現実は違うのだ。最近は実写化で話題となっているマーメイド。夢や希望もないが人魚なんて存在しないわけよ。食物連鎖の世界では食って食われるのが常。食われる側は捕食者より機敏に動かなければならない。魚と違ってヒトは顔に凹凸があり更にバストが大きければ水の抵抗にあって失速。それにエラ呼吸ができないので頻繁に水面上に顔を出さなければならない。油断しなくても一巻の終わり。
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