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緩和ケアチームの紹介

飛騨市民病院では、平成18年に緩和ケアチームを発足、翌年には緩和ケア外来を開設し、住み慣れた地域で安心して最期まで人生を全うするためのサポート体制を整えています。

「緩和ケア」とは、がんなど生命を脅かす病気と診断された時から治療の間、そしてその後の生活の中で生じる身体的な苦痛や気持ちのつらさを少しでも和らげるため、それぞれの患者さんとご家族が“その人らしく”過ごせるよう支援させていただくことです。

チームの活動として、患者さんとご家族が少しでも穏やかに過ごせるように毎週多職種が集まりカンファレンスを開催しています。また高山市を含む飛騨地域の他病院や施設、在宅支援サービスなどと定期的に開催される飛騨緩和医療ネットワークへ参加し地域医療連携を大切にしています。

その他にも、市民の皆様に緩和ケアを知っていただくため8月と2月頃を目安に緩和ケア新聞を発行し、町内配布・回覧にてお届けしています。最近は『もしものときのために~人生会議をしてみませんか?~』と題して発行しました。
こちらは8月に配布しましたが、過去の新聞は当院ホームページに掲載してありますので興味のある方はご覧ください。

また次回は2023年2月に『医療用麻薬』についてとりあげる予定です。今後も市民の皆様に愛読していただけるように興味深い内容の新聞を作成していきますのでよろしくお願いいたします。

※この記事は、広報ひだ9月号(2022年)より転載いたしました。
https://www.city.hida.gifu.jp/site/koho/r0409.html